
For the patientsを理念とし「世にものを問う姿勢を持ち続けること」を目標とした活動

当科は1999年6月小林修三が副院長として当院に赴任した時に腎臓内科として新たにできました。現在、8人の専門医師のほか、2人の後期研修医、2人の通修医が学んでいます。これまでに、7人の後期研修医が学び、2人のスタッフが教育を受け独立しています。腎臓・高血圧はもとより全身性エリテマトーデスなど膠原病や血管炎・動脈硬化性全身疾患(心筋梗塞・脳卒中・末梢動脈疾患)の早期発見を目的に診療し、多くの研究成果を世に出してきました。何より、For the patientsを理念とし、「世にものを問う姿勢を持ち続けること」を目標として活動しています。
住民の方へは各地区での医療講演、学会では評議員やガイドライン作りなどを含めた積極的な活動を、世界に対してはアジア・アフリカ諸国への医療技術支援を行っています。これまでにブルガリア・モザンビーク・ルワンダ・ザンビア・スワジランド・ネパール・カメルーン・エルトリア・タンザニア・ラオス・モンゴル・ギニア・ウガンダの13カ国の研修を受け入れ、医師を含めたナース・ME4人が4カ国へ現地指導へ赴きました。
院内ではNST(栄養サポートチーム)のチェアマン、フットカンファランスを主催しているほか、腎臓内科医である前に一般内科医であることを徹底し総合内科を全面的に支援した体制を作ってきました。
患者さんへはいつでも気軽に診て差し上げる体制を、研修医には徹底した病態生理を含めた指導体制を敷いて活動を行っています。
フォト・ブログコーナー
小林副院長と元NHKアナウンサー 草野満代氏との対談動画

腎臓内科みんなで釣りへ
左から守矢、岩上、小林、持田
日高先生!
左から小林、持田、岩上
アフリカ研修生に講義
病棟回診
受診を希望される方へ
- 当院での維持血液透析を御希望の方は、月、水曜日の日高医師の腎臓内科外来を受診してください。
- 当院での維持腹膜透析を御希望の方は、月~土の腎臓内科外来を受診してください。
※いずれも予約制
腎臓内科外来
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AM |
日高 石岡 (隔週) |
守矢 腹膜透析外来 |
持田 岩上 日高 |
大竹 守矢 岡 |
堤 大竹 古谷 |
岩上(月1回) 真栄里 古谷(月1回) |
| PM | 担当医 | 腹膜透析外来 | 岡 | 石岡 | - | - |
※女性医師
スタッフ及び後期研修医紹介
小林 修三

現職
湘南鎌倉総合病院 副院長・検査部長
鎌倉市岡本1370番1 TEL0467-46-1717 FAX0467-45-0190
履歴
1974年(昭和49年)大阪府立天王寺高校卒業
1980年(昭和55年)浜松医科大学卒業、同大学第1内科入局
1981年(昭和56年)浜松赤十字病院内科医師
1982年(昭和57年)浜松医科大学大学院博士課程入学
1986年(昭和61年)同卒業、医学博士の学位修得
1987年(昭和62年)文部教官第1内科助手
1988年(昭和63年)テキサス大学サンアントニオ校病理学客員講師
1990年(平成 2年)帰国第1内科助手に復職
1992年(平成 4年)NTT伊豆逓信病院内科部長
1998年(平成10年)防衛医科大学校第2内科講師(指定)
1999年(平成11年)湘南鎌倉総合病院副院長
2011年(平成23年)4月より湘南鎌倉総合病院検査部長 就任(兼)
~現在に至る
所属学会と活動
日本内科学会評議員
日本腎臓学会評議員、指導医、専門医
日本医工学治療学会理事
日本フットケア学会常任理事
日本下肢救済・足病学会監事
日本急性血液浄化学会評議員
日本高血圧学会評議員、専門医(FJSH)指導医
病態栄養学会評議員 専門医
日本透析療法学会指導医
日本アフェレーシス学会評議員
腹膜透析研究会評議員
日本糖尿病学会
アメリカ糖尿病学会 active member
日本動脈硬化学会
国際腎臓学会
アメリカ腎臓学会
欧州連合透析移植学会
学術賞
昭和60年度文部省科学研究費一般C (180万円)
昭和63年度文部省科学研究費一般C (230万円)
昭和63年度三共生命科学財団海外派遣研究学術賞 (500万円)
平成16年度腎不全病態治療研究会ベストアブストラクト賞
論文
JASN, KI, AJKD, Hypertensionなど120編を含む 約200編
研究テーマ
慢性腎臓病の病態と動脈硬化および高血圧
腎不全および透析患者の栄養と動脈硬化との関係
外国での招請講演
2005年 5月 アメリカアフェレーシス学会 特別講演 (マイアミ)
テキサス大学サンアントニオ校内科 特別招請講演 (サンアントニオ)
2006年 5月 国際アフェレーシス学会 特別講演 (ロストック)
2008年 7月 中日腎科学術交流会(中国杭州)
2008年11月 中日腎科学術交流会(中国アモイ)
2009年11月 中国北京大学医学部講演会(中国ペキン)
2010年 3月 PD University Asian Chapter Faculty講演(タイ国パタヤ)
研究会世話人
腎と心血管障害研究会(Cardio-renal conference)(常任幹事)
末梢循環セミナー~リムサルベージを考える会(副会長)
腎循環器病研究会
腎間質研究会
神奈川腎研究会
神奈川腎炎研究会
キドニーフォーラム研究会
静岡東部腎カンファランス
神奈川PD研究会
他社会活動
NPO法人癒しの医療を考える会副理事長
鎌倉市腎友会顧問
アフリカ モザンビークにおける初の透析医療を昨年12月現地にて指導開始した。
日高 寿美
現職
湘南鎌倉総合病院 血液浄化センター長 医学博士
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-0190
履歴
1979年 お茶の水女子大学付属高校卒業
1985年 浜松医科大学医学部卒業、同大学第一内科入局
1986年 大森赤十字病院内科医師
1988年 帝京大学大学院医学研究科第一臨床医学専攻博士課程入学
1992年 同卒業、医学博士の学位修得、帝京大学付属病院内科学講座助手
1994年 化学療法研究所付属化研病院内科部長
1997年 帝京大学付属病院内科学講座助手
1999年 ドイツ・ハイデルベルク大学解剖・細胞生物学研究所I研究員
2002年 帯津三敬病院内科部長
2004年 帯津三敬病院副院長
2008年 湘南鎌倉総合病院血液浄化センター長 ~現在に至る
所属学会
日本内科学会認定医、専門医
日本腎臓学会学術評議員、認定指導医、専門医
日本透析医学会指導医、専門医
日本フットケア学会評議員
日本アフェレシス学会
日本医工学治療学会
日本高血圧学会
日本臨床免疫学会
日本病態栄養学会
日本下肢救済・足病医学会
日本急性血液浄化学会
腹膜透析研究会
国際腎臓学会(ISN)
欧州連合透析移植学会(ERA-EDTA)
アメリカ腎臓学会
論文
別に記載
研究テーマ
多発性嚢胞腎の発症機序の研究
蛋白尿発現機序の研究
最近の活動
2010年4月 アフリカ・ジブチ共和国における透析医療の指導
大竹 剛靖
現職
湘南鎌倉総合病院 腎臓内科部長 医学博士
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-0190
履歴
1981年(昭和56年) 磐田南高校卒業
1987年(昭和62年) 浜松医科大学卒業、同大学第1内科入局
1988年(昭和63年) 富士宮市立病院 内科勤務
1990年(平成 2年) 浜松医科大学大学院博士課程入学
1994年(平成 6年) 同卒業、医学博士の学位修得
1995年(平成 7年) 富士宮市立病院 内科医長
1998年(平成10年) 富士宮市立病院 内科科長
2002年(平成14年) 湘南鎌倉総合病院 腎臓内科部長~現在に至る
2009年(平成21年) メリーランド大学Institute of Human Virologyに半年間留学し、
再生医療の研究活動に従事。
所属学会と活動
日本透析医学会指導医
日本腎臓学会専門医
日本内科学会認定医
日本医工学治療学会評議員
日本フットケア学会評議員
日本下肢救済・足病学会評議員
日本病態栄養学会評議員
日本再生医療学会
日本高血圧学会
日本静脈経腸栄養学会
日本糖尿病学会
日本アフェレシス学会
日本急性血液浄化学会
日本腹膜透析学会
国際腎臓学会
アメリカ腎臓学会
欧州連合透析移植学会
学術賞
第1回 日本腎臓財団研究奨励賞 受賞(平成15年 100万円)
「慢性腎不全患者の透析導入期冠動脈疾患の検討」
業績
腎臓内科業績参照
研究テーマ
慢性腎臓病の病態と動脈硬化および高血圧
腎不全および透析患者の栄養と動脈硬化との関係
再生医療
研究会世話人
腎と心血管障害研究会(Cardio-renal conference)(幹事)
末梢循環セミナー~リムサルベージを考える会(幹事)
キドニーフォーラム研究会(幹事)
静岡東部腎カンファランス(世話人)
他の医療活動
アフリカ モザンビークにおける初の透析医療に対する支援を2008年12月現地にて行なった。
守矢 英和

現職
湘南鎌倉総合病院 腎臓内科部長
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-8243
履歴
1988年(昭和63年) 神奈川県立横須賀高校卒業
1994年(平成 6年) 防衛医科大学校卒業、同大学第2内科入局
1994年(平成 6年) 自衛隊中央病院にて初期研修
1995年(平成 7年) 防衛医大付属病院にて初期研修
1996年(平成 8年) 陸上自衛隊第一後方支援連隊衛生隊医官
1998年(平成10年) 防衛医大付属病院第2内科にて専門研修
1999年(平成11年) 湘南鎌倉総合病院腎臓内科医員
2000年(平成12年) 同病院腎臓内科医長
2005年(平成17年) 同病院総合内科部長
2006年(平成18年) 湘南厚木病院内科部長
2009年(平成21年) 湘南鎌倉総合病院腎臓内科部長 現在に至る
所属学会と活動
日本内科学会総合内科専門医
日本腎臓学会指導医、専門医
日本透析医学会専門医
日本高血圧学会専門医
日本フットケア学会評議員
日本下肢救済・足病学会評議員
日本糖尿病学会
日本リウマチ学会
日本腹膜透析学会
日本アフェレシス学会
日本急性血液浄化学会
日本脈管学会
日本静脈経腸栄養学会
国際腎臓学会
アメリカ腎臓学会
国際腹膜透析学会
学術賞
2003年国際腎臓学会World Congress of Nephrology (ベルリン)ブルーリボン賞
A successfully treatment of ischemic heart disease in
patients with hemodialysis(HD) using rotablator - A comparison of restenoic rate
between patients with and without HD
Hidekazu Moriya, Kousuke Negishi, Kuniko Aso, Takayasu Ohtake and Shuzo Kobayashi
研究テーマ
透析療法と血圧
慢性腎臓病の病態
岡 真知子

現職
湘南鎌倉総合病院 腎臓内科医長
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-8243
履歴
神奈川県立外語短大付属高校卒業
2001年(平成13年) 東海大学医学部卒業(1999年 英国インペリアルカレッジ医学部留学)
2003年(平成15年) 同大学病院初期研修終了、腎代謝内分泌内科医員
2004年(平成16年) 湘南鎌倉総合病院腎臓内科医員
2008年(平成20年) 湘南鎌倉総合病院腎臓内科医長
所属学会と活動
日本腎臓学会専門医
日本透析医学会専門医
日本内科学会認定内科医
日本急性血液浄化学会
日本アフェレシス学会
日本フットケア学会
日本下肢救済・足病変学会
日本糖尿病学会
国際腎臓学会
アメリカ腎臓学会
欧州連合透析移植学会
研究テーマ
慢性腎臓病における動脈硬化・血管石灰化とアシドーシス
学術賞
第80回神奈川腎研究会優秀演題賞
血液透析患者に見られたランゲルハンス細胞組織球症の(LCH)の稀な症例
石岡 邦啓

現職
湘南鎌倉総合病院 腎臓内科医員
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-0190
履歴
2004年(平成16年) 札幌医科大学医学部医学科卒業、
2004年(平成16年) 湘南鎌倉総合病院初期研修医
2006年(平成18年) 湘南鎌倉総合病院総合内科後期研修医
2008年(平成20年) 湘南鎌倉総合病院腎臓内科医員 現在に至る
所属学会と活動
日本内科学会認定内科医
日本腎臓学会
日本透析医学会
日本糖尿病学会
日本救急学会
日本感染症学会
日本フットケア学会
日本アフェレシス学会
国際腎臓学会
持田 泰寛
現職
湘南鎌倉総合病院 腎臓内科医員
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-0190
履歴
1998年(平成11年) 神奈川県立湘南高校卒業
2005年(平成18年) 北里大学医学部卒業
2005年(平成18年) 湘南鎌倉総合病院初期研修医
2007年(平成19年) 東京都立府中病院救急診療部
2008年(平成20年) 湘南鎌倉総合病院総合内科医員
2009年(平成21年) 湘南鎌倉総合病院腎臓内科医員
所属学会と活動
日本内科学会
日本腎臓学会
日本透析医学会
日本アフェレシス学会
日本急性血液浄化学会
日本リウマチ学会
堤 大夢

現職
湘南鎌倉総合病院 腎臓内科医員
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-0190
履歴
1999年(平成11年) 明治学園高等学校卒業
2007年(平成19年) 鹿児島大学医学部卒業
2007年(平成19年) 湘南鎌倉総合病院にて初期研修
2009年(平成21年) 大隅鹿屋病院 内科 にて後期研修
2011年(平成23年) 湘南鎌倉総合病院 腎臓内科 にて後期研修
所属学会と活動
日本内科学会
日本腎臓学会
日本透析医学会
日本高血圧学会
日本感染症学会
岩上 将夫

現職
湘南鎌倉総合病院腎臓内科 後期研修医
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-0190
履歴
2002年(平成14年) 私立開成高校卒業
2008年(平成20年) 東京大学医学部卒業
2008年(平成20年) 東京大学医学部附属病院にて初期研修
2009年(平成21年) JR東京総合病院にて初期研修
2010年(平成22年) 湘南鎌倉総合病院腎臓内科にて後期研修 現在に至る
所属学会と活動
日本内科学会
日本腎臓学会
日本透析医学会
日本リウマチ学会
日本アフェレシス学会
資格
ECFMG certificate
古谷 玲
現職
湘南鎌倉総合病院腎臓内科 後期研修医
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-0190
履歴
2001年(平成13年) 東京都立西高等学校卒業
2008年(平成20年) 東北大学医学部卒業
2008年(平成20年) NTT東日本関東病院にて初期研修
2010年(平成22年) 湘南鎌倉総合病院腎臓内科にて後期研修 現在に至る
所属学会と活動
日本内科学会
日本腎臓学会
日本透析医学会
通修医
真栄里 恭子

現職
湘南鎌倉総合病院 腎臓内科 通修医
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-0190
履歴
昭和薬科大学附属高校卒業
1996(平成 8年) 琉球大学医学部医学科 卒業
1996(平成 8年) 沖縄県立中部病院卒後臨床研修
2000(平成12年) 沖縄県立八重山病院 内科
2001(平成13年) 沖縄県立宮古病院 内科
2003(平成15年) 湘南鎌倉総合病院 腎臓内科医員
2006(平成18年) 湘南厚木病院 内科
2008(平成20年) 湘南鎌倉総合病院 腎臓内科医員
2010(平成22年) 湘南厚木病院 内科 現在に至る
所属学会と活動
日本内科学会認定内科医
日本腎臓学会
日本透析医学会
日本リウマチ学会
日本急性血液浄化学会
日本高血圧学会
日本アフェレシス学会
日本病態栄養学会
日本脈管学会
研究テーマ
透析患者の認知機能評価と動脈硬化
甲斐 千景

現職
湘南鎌倉総合病院 腎臓内科 通修医
鎌倉市岡本1370番1 TEL: 0467-46-1717 FAX: 0467-45-0190
履歴
平成15年 防衛医科大学校卒業
平成15年 防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院にて初任実務研修
平成17年 自衛隊呉病院勤務
平成19年 防衛医科大学校病院にて専門研修
平成21年 自衛隊横須賀病院勤務
医師募集
世界にない新しい広範囲な腎疾患治療をめざしています。 免疫病理・多臓器不全・アフェレーシスでも世界をリードする 腎臓内科に。
副院長 小林 修三 - 血液浄化部とともに透析医療を含めた腎臓病全般に関して診断と治療に関する十分な研修を受けることができます。
- 内科学会、腎臓学会、透析学会の教育施設であり、認定医・専門医取得のための資格を得るのに非常に有利です。
- 臨床研修とともに、臨床研究に関しても考え方から研究推進、その後 国内学会、さらには国際学会への発表参加、英語論文作成指導を積極的に行っています。業績をごらんになって下さい。
- 後期研修の後にはスタッフとして我々と一緒に、大いに活躍することができます。
- アフリカの医療支援を透析を通じて行っています。海外多くの国から(特にアフリカから)当院へ透析研修にきますから国際交流もとても盛んです。
- よく学び、よく遊ぶことをモットーに、チームで楽しく厳しくやっています。
概要
当院では、腎臓内科と血液浄化部が一体となり、腎臓病全般から透析医療(血液透析・腹膜透析)まですべての腎臓病診療が可能です。同時に慢性腎臓病や腎不全に関連した動脈硬化性疾患(心血管・脳血管・腎動脈・下肢末梢動脈)の診療、病態解明、さらには免疫疾患にも積極的に取り組んでいます。上級委の指導のもと2年間の後期研修を修了する時点で、腎臓内科医として十分な専門的診療能力を身につけることができます。同時に、学会発表や論文作成などにおいても、他科ではまねできない高いレベルでの指導を受けることができます。透析医療の分野ではアフリカを中心に国際的な医療支援を積極的に行っており、アフリカからの研修スタッフの受け入れも頻繁にあります。
診療科の魅力 (他院との違い)
腎炎診療、電解質異常、急性及び慢性腎不全の診療(多臓器不全を含む)、全身性動脈硬化性疾患、ならびに免疫疾患などに関してまんべんなく診療できるように研修します。 学会発表は後期研修2年目には腎臓学会総会、透析学会総会での臨床研究発表、腎臓学会東部会(症例報告)での発表ができることを目的とします。
また、透析学会専門医や腎臓学会専門医取得のためのキャリアを取得できます。
診療科の魅力 (本院における腎臓内科の特徴)
上級医とともに病棟入院患者を常に10名程度受け持ち、腎炎診療、電解質異常、急性及び慢性腎不全の診療、全身性動脈硬化性疾患、ならびに免疫疾患に関してまんべんなく診療できるように研修します。
また、血液透析患者200名、腹膜透析患者50名の外来ならびに入院診療への関与、腎生検(80件/年)での組織診断、さらには血液内科や他の専門内科とも連携し、多くのことを学ぶことができます。
夏休みは連続して7日間、その他にも適宜連続休暇をとることも可能です。
実績
当科では学会発表、論文作成を大変重要視しています。しっかりした診療(仕事)をしていなければ学会発表はできません。学会発表は国内のみならず国際的学会にも多く発表を行っています。広く世にエビデンスを出していく姿勢を常に持ち、学会での発表だけで終わるのでなく、論文作成も毎年多数行っています。
詳細はこちら
スタッフ数
スタッフ 8名
後期研修医 2名
通修医 1名
(全体で男性 6名 女性 5名)
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カンファレンス/レクチャー
- 腎臓内科症例カンファレンス : 小林修三。毎週月曜日。1時間。
- 腎臓内科病棟カンファレンス : 大竹剛靖・守矢英和。毎週月曜日。2時間。
- 腎臓内科抄読会 : 小林修三。毎週月曜日。1時間。
- 腎臓内科総回診 : 小林修三。毎週火曜日。2時間。
- 腎臓内科腹膜透析カンファレンス : 大竹剛靖・守矢英和・日高寿美。毎週火曜日。1.5時間。
- フットカンファレンス : 守矢英和・各科参加して開催。隔週水曜日。1.5時間。
- 腎生検病理カンファレンス : 小林修三・大竹剛靖・守矢英和。毎週金曜日。1時間。
- 血液透析カンファレンス : 日高寿美。毎週金曜日。1時間。
研修カリキュラム
目的
腎炎診療、電解質異常、急性及び慢性腎不全の診療(多臓器不全を含む)、全身性動脈硬化性疾患、ならびに免疫疾患などに関してまんべんなく診療できるように研修します。 学会発表は後期研修2年目には腎臓学会総会、透析学会総会での臨床研究発表、腎臓学会東部会(症例報告)での発表ができることを目的とします。
また、透析学会専門医や腎臓学会専門医取得のためのキャリアを取得できます。
内容
上級医とともに病棟入院患者を常に10名程度受け持ち、腎炎診療、電解質異常、急性及び慢性腎不全の診療、 全身性動脈硬化性疾患、ならびに免疫疾患に関してまんべんなく診療できるように研修します。
また、血液透析患者200名、腹膜透析患者50名の外来ならびに入院診療への関与、腎生検(80件/年)での組織診断、 さらには血液内科や他の専門内科とも連携し、多くのことを学ぶことができます。
夏休みは連続して7日間、その他にも適宜連続休暇をとることも可能です。
診療実績
2010年の年間入院患者数、外来患者数、血液透析・腹膜透析導入患者数、腎生検査施行内訳を以下に示す。
表1.2008-2010年診療実績データ
| 2010年 | 2009年 | 2008年 | |
|---|---|---|---|
| 新入院患者数 | 474人 | 428人 | 399人 |
| 延べ入院患者数 | 9355人 | 9031人 | 7245人 |
| 血液透析導入患者数 | 33人 | 42人 | 37人 |
| 腹膜透析導入患者数 | 8人 | 15人 | 6人 |
| 延べ外来受診患者数 | 9975人 | 9653人 | 9019人 |
表2.2010年腎生検施行内訳(年間 74件)
| メサンギウム増殖性腎炎 | 37 |
|---|---|
| IgA腎症 | 17 |
| Non-IgA腎症 | 20 |
| 膜性腎症 | 8 |
| 良性腎硬化症 | 5 |
| 巣状糸球体硬化症 | 3 |
| 壊死性半月体形成性腎炎 | 3 |
| ループス腎炎 | 3 |
| 管内増殖性糸球体腎炎 | 3 |
| 急性尿細管間質性腎炎 | 3 |
| 糖尿病性腎症 | 2 |
| 膜性増殖性糸球体腎炎 | 1 |
| 原発性アミロイドーシス | 1 |
| 悪性腎硬化症 | 1 |
| 硬化性糸球体腎炎 | 1 |
| その他 | 3 |
業績
著書
- 小林修三:ネフローゼ症候群の治療 腎臓病チェックリスト 菱田明編 文光堂:156-160 2000
- 小林修三:チームで取り組む新しい透析治療のスタンダード メディカ出版 2002
- 小林修三 編集:透析略語解説集 斉藤明監修 医薬ジャーナル社 2005
- 小林修三:心疾患を有する患者の血液透析 透析患者の循環器疾患に対する最新治療 小坂眞一編集 南江堂:25-36 2006
- 小林修三:透析患者の末梢動脈疾患とフットケア~早期発見と治療戦略 医薬ジャーナル社 2008
- 小林修三:モーツアルトとベートーベン その音楽と病 医薬ジャーナル社 2009
総説
- 小林修三:なぜ患者のための医療ができないか メデイカル朝日 29(4):88-89 2000
- 小林修三:糖尿病性腎症の患者さん And You アンド ユー 2000
- 小林修三:いつでもどこでもだれもが安心して最善の医療を受けられる Transplant 16:22-23 2000
- 小林修三:ネフローゼ症候群 腎臓病チェックリスト 文光堂:50-53 2000
- 小林修三:ネフロ―ゼ症候群の治療 腎臓病チェックリスト 文光堂:156-160 2000
- 小林修三:透析中の血圧低下症例への対策 らうんじ 11:6-7 2000
- 小林修三:維持透析患者のための”脱病院化施設”をめざして 透析と経営 1:8-10 2001
- 小林修三:透析患者さんの透析中低血圧の要因とケア 透析ケア 8:25-30 2002
- 大竹剛靖、小林修三:透析合併症の基礎知識-高血圧 透析ケア 夏期増刊号:38-45 2003
- 小林修三、芹澤貴子:透析合併症の基礎知識-低血圧 透析ケア 夏期増刊号:46-53 2003
- 根岸康介、小林修三、一柳景子:透析合併症の基礎知識-動脈硬化 透析ケア 夏期増刊号:54-61 2003
- 守矢英和、小林修三、今井みどり:透析合併症の基礎知識-末梢循環障害 透析ケア 夏季増刊号:62-68 2003
- 大竹剛靖、小林修三、三戸一成:透析合併症の基礎知識-脳血管障害 透析ケア 夏期増刊号:69-77 2003
- 小林修三:透析患者における心疾患への対応 rehabilitation 臨床透析 19:85-91 2003
- 小林修三:透析患者の手術 心臓および大血管 臨床透析 6月増刊号 19:175-180 2003
- 守矢英和、小林修三:LDL除去療法 Angioligy Frontier 4:219‐224 2005
- 岡真知子:心血管系合併症予防のために 糖尿病透析患者でとくに注意すべきこと 透析ケア 2005 vol.11 no.7 :32-34 2005
- 小林修三:維持透析患者のPCI 医薬の門 46:8-12 2006
- 小林修三:透析におけるPAD診療の実際と今後の展望~増加の一途をたどる糖尿病に関連して 日経メディカル 9月号 2006
- 小林修三:透析患者における末梢動脈病変~病態と治療戦略~ 医工学治療 18:163-166 2006
- 小林修三:虚血性心疾患 腎と透析 第61巻 増刊号 別刷 東京医学社 2006
- 小林修三:維持透析患者のPCI 医薬の門 第46巻 第1号 2006
- 守矢英和:血液透析患者の血液レオロジーと心血管障害発症の関係 腎と透析 vol.61 No.3:435‐437 2006
- 小林修三:透析患者における末梢動脈病変~病態とその治療戦略~ 医工学治療 vol.18 No3 :163-166 2006
- 岡真知子:利尿剤の特性と使用法 内科Ⅴol.98 No.1 2006: 37-39
- 大竹剛靖、守矢英和、小林修三: 透析患者の冠状動脈病変と血圧管理~第51回日本透析学会シンポジウムより 透析会誌40:132-134 2007
- 守矢英和:血液透析患者の血液レオロジーと心血管障害発症の関係 腎と透析 vol.61 No.3:435‐437 2006
- 小林修三:3.心疾患を有する患者の血液透析 透析患者の循環器疾患の対する最新治療~透析医・循環器内科医・心臓外科医の立場から:25-35 2006
- 小林修三:維持透析患者のPCI 維持透析患者の周術期管理:103-107 2007
- 小林修三:10.末梢血管障害に対する治療 d.末梢血管障害に対する治療-LDLアフェレーシス 慢性腎臓病患者の循環器合併症:186-192 2007
- 小林修三:《CKDを取り巻く検査を見直す》CKDの画像診断・病理診断 臨床雑誌 内科 7 vol.100 No.1:48-52 2007
- 池江亮太、小林修三: 1 試験紙法では検出されにくい蛋白尿 2 蛋白尿が軽微であっても腎生検の適応になる 臨床雑誌 内科 6 増大号 vol.99 No.6 2007
- 日高寿美、長瀬光昌、緒方浩顕:各国の透析・腎移植事情(8)ドイツ 臨床透析 2007:23
- Shuzo Kobayashi:Applications of LDL-apheresis in nephrology Clin Exp Nephrol 12:9-15, 2008
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- 守矢英和、小林修三:保存期腎不全 臨床雑誌 内科 6 vol.101 2008
- 大竹剛靖、小林修三:造影剤腎症の発症要因・疫学 臨床雑誌 内科 1 vol.102 2008
- 守矢英和、小林修三:AKIの画像診断 臨床雑誌 内科 1 vol.102 2008
- 池江亮太、小林修三:画像診断 日本臨牀 66巻9号 別冊
- 小林修三:足を救い、命を救うためフットケアチームを構築 病院新時代 36 2008
- 小林修三:2.腎臓内科医の立場から a.透析患者に合併した重症虚血肢の特徴 重症虚血肢診療の実践 集学的治療によるアプローチ:44-47 2008
- 守矢英和、小林修三:Ⅲ.腎臓 急性腎不全 内科 特集 内科必携画像診断-Imaging Revolution-増大号 6 vol.101 No.6 2008 JUN. :1188-1191 2008
- 守矢英和、小林修三:Ⅲ.腎臓 保存期腎不全 内科 特集 内科必携画像診断-Imaging Revolution-増大号 6 vol.101 No.6 2008 JUN. :1192-1195 2008
- 大竹剛靖、小林修三:冠動脈イベント発症予測因子としての冠動脈石灰化 内科 vol.102 No.5 2008
- 小林修三:末梢動脈疾患 腎と透析 第65巻 増刊号:585-588 2008
- 大竹剛靖、守矢英和、小林修三:§ⅤⅢ 透析患者の末梢動脈疾患 4.LDLアフェレーシス療法 「最新透析医学」西沢良紀編 医薬ジャーナル社 2008
- 大竹剛靖、小林修三:≪造影剤によるAKIについてのトピック≫造影剤腎症の発症要因・疫学 「内科」102巻 1号:99-102 2008
- 大竹剛靖、小林修三:サプリメントの多量常用により血液透析患者に発症した慢性マンガン中毒の1例「いわゆる健康食品・サプリメントによる健康被害症例集」日本医師会監修:100-101 2008
- 大竹剛靖、小林修三:各診療科における下肢虚血に対する診断・治療への取り組み 腎臓内科での取り組み 「Angiology Frontier」Vol.7 No.4: 58-62 2008
- 池江亮太、小林修三:透析困難症 臨床透析24巻4号:457-462 2008
- 池江亮太、小林修三:画像診断 日本臨床66巻9号別冊:1730-1734 2008
- 岡真知子、小林修三:身体測定法 臨床透析 2008 vol.24 no6:87-100 2008
- 日高寿美、小林修三:血液凝固 透析ケア 夏季増刊:54-59 2009
- 日高寿美、小林修三:ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(hANP)/脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP) 透析ケア 夏季増刊:116-121 2009
- 日高寿美、小林修三:透析患者の末梢動脈疾患に対する血液レオロジー評価によるベラプロストナトリウムの影響について 血栓と循環 Thrombosis and Circulation Vol.17 No.3 2009
- 小林修三:糖尿病透析患者の足病変の実態 月刊 糖尿病 Vol.No.7 12 2009
- 小林修三:Ⅴ章 末期腎不全患者治療 3 血液透析 透析患者の血圧管理①高血圧 腎不全ハンドブック-CKDから先端透析療法:up to date- 2009
- 小林修三:Ⅴ章 末期腎不全患者治療 3 血液透析 透析患者の血圧管理②透析関連低血圧(低血圧)腎不全ハンドブック-CKDから先端透析療法:up to date- 2009
- 小林修三:Ⅴ章 末期腎不全患者治療 3 血液透析 透析患者の血圧管理③急激な血圧変化 腎不全ハンドブック-CKDから先端透析療法:up to date- 2009
- 大竹剛靖、小林修三:末梢動脈疾患に対する新しい直接血液灌流(DHP)治療 日本アフェレシス学会雑誌 28巻3号:224-229 2009
- 大竹剛靖:当院における透析患者への薬剤溶出性ステント(DES)治療成績とステント内再狭窄(ISR)関連因子の検討 第5回腎と心血管障害研究会記録集:59-70 2009
- 大竹剛靖:透析患者の末梢動脈疾患(PAD)に対するベラプロストナトリウムの治療効果の検討について 血栓と循環 17:84-85 2009
- 大竹剛靖、小林修三:透析患者の周術期輸液管理 足の創傷をいかに治すか―糖尿病フットケア・Limb Salvageへのチーム医療―克誠堂出版:205-209 2009
- 日高寿美、小林修三:血液凝固 透析ケア 夏季増刊:54-59 2009
- 日高寿美、小林修三:ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(hANP)/脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP) 臨床透析 夏季増刊:116-121 2009
- 日高寿美、小林修三:透析患者の末梢動脈疾患に対する血液レオロジー評価によるベラプロストナトリウムの影響について 血栓と循環 No.3:324-325 2009
- 日高寿美、小林修三:末期腎不全の危険群としての CKD~臨床研究から~ Mebio Vol.26 No.1:36-49 2009
- 小林修三:第13章 特殊治療 A. LDLアフェレーシス 脈管専門医のための臨床脈管学 2010
- 小林修三:透析患者の血圧管理-わが国のGLから- 腎と透析 第69巻 第3号 別冊:279-282 2010
- 小林修三:なぜ透析患者さんの血管はもろくなっている?~慢性腎臓病・透析患者さんにおける動脈硬化~ Expert Nurse 12:71-73 2010
- 坊坂桂子、守矢英和:病棟でのシャント管理は、ここに注意! Expert Nurse 12:74-79 2010
- 大竹剛靖:透析終了後、病棟で注意する症状って? Expert Nurse 12:80-86 2010
- 日高寿美:“長期”透析患者で起こりやすい症状は?Expert Nurse 12:87-91 2010
- 小林修三:Ⅲ-2-e.コレステロール塞栓症 アフェレーシスマニュアル 改訂第3版:259-264 2010
- 小林修三:CKDの合併症 3)慢性腎臓病における末梢動脈疾患 腎と透析 Vol.69増刊号2010 AKIとCKDのすべて:83-88 2010
- 日高寿美、小林修三:透析患者のPADの病態 臨床透析 Vol.26 No.7:37-48 2010
- 小林修三:Ⅰ.CKD 6.CKDの合併症 3)慢性腎臓病における末梢動脈疾患 腎と透析 第69巻 増刊号 AKIとCKDのすべて:83-88 2010
- 守矢英和、小林修三:1.透析患者における足病変の特徴と集学的治療 日本下肢救済・足病学会誌 第2巻 第2号:93-96 2010
- 守矢英和、小林修三:S6-3. 腎障害・透析患者における足潰瘍・壊疽 糖尿病合併症 24(2):195-197 2010
- 守矢英和、小林修三:Ⅲ-4.循環器疾患 Ⅲ-4-c. 慢性閉塞性動脈硬化症 アフェレーシスマニュアル 改訂第3版:285-290 2010
原著
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- Kobayashi S, Moriya H, Nakabayshi I, Nishiyama J, and Hukuda T: Angiotensin II and IGF-I may interact to regulate tubulointerstitial cell kinetics and phenotypic changes in hypertensive rats. Hypertension Res 25:257-269 2001
- 守矢英和、土井研人、星沙弥子、麻生邦子、小林修三: 透析液注入後に迷走神経反射によると思われる突然死を来たした拡張型心筋症合併CAPD患者の一例 腎と透析 51:227-229 2001
- Ohtake T, Kobayashi S, Honjou Y, Shirai T, Takayanagi S, Tohyama K, Tokura Y, and Kimura M:Generalized Wegener's granulomatosis respounding to sulfamethoprim monotherapy. Internal Medicine 40:666-670 2001
- Nogami H, Hiraoka Y, Matsubara M, Nonobe E, Harigaya T, Katayama M, Hemmi N, Kobayashi S, Mogi K, Aiso S, Kawamura K, and Hisano S: A composite hormone response element regulates transcription of the rat GHRH receptor gene. Endocrinology 143:1318-1326 2002
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- Doi K, Moriya H, and Kobayashi S: Successfully treated “Accelerated” renovascular hypertension with intravascular stenting. Hypertens Res 25:945-948 2002
- 池江亮太、逸見憲秋、三枝孝充、浪越為八、菊池勇一、守矢英和、小林修三、三浦総一郎: 軽微な蛋白尿を呈する腎症の組織学的検討 Jpn J Nephrol 44:786-791 2002
- 小林修三、福田行弘: 診療録管理体制加算に取り組む 社会保険旬報 2149:20-22 2002
- 三枝孝充、田嶋修、西山純一郎、中林厳、三浦総一郎、小林修三: 経皮的腎動脈狭窄症による慢性腎不全の2例、2002
- 守矢英和、麻生邦子、小林修三: 維持透析として腹膜透析を選択したANCA関連血管炎の一例 腎と透析 53:251-253 2002
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- 守矢英和、大竹剛靖、小林修三: 閉塞性動脈硬化症にたいするアフェレーシス 日本アフェレーシス学会誌 22:90-92 2003
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- 小林修三: 透析患者の末梢血管動脈硬化におけるLDLアフェレーシス 透析会誌 38:1184-1185 2005
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- Ikee R, Kobayashi S, Saegusa T, Namikoshi T, Yamada M, Hemmi N, Imakiire T, Kikuchi Y, Suzuki S,Miura S:Impact of hypertension and hepertenion-related vascular lesions in IgA nephropathy. Hypertension Res 29:15-22 2006
- 守矢英和、石井智子、岡真知子、真栄里恭子、真野勉、池江亮太、大竹剛靖、小林修三: 血液透析患者の血液レオロジーと心血管障害発症の関係 腎と透析 V0l.61 No.3:435-437 2006
- Tomoko Ishii, Takayasu Ohtake, Takeo Yasu, Yasuhiro Kadotani, Shuji Hayashi, Machiko Oka, Kyoko Kaesato, Tutomu Mano, Ryota Ikee, Hidekazu Moriya,and Shuzo Kobayshi,: A Rare Case of Combined Syndorome of Inapproproate Anridiuretic Hormore Secretion and Fanconi Syndrome in an Elderly Woman Am J Kidney Dis 48:155-158 2006
- 小林修三:透析患者における末梢動脈病変 ~病態とその治療戦略~ NPO 日本医工学治療学会 機関誌 医工学治療 Vol.18 No.3 2006
- Okamoto K, Oka M, Maesato K, Ikee R, Mano T, Moriya H, Ohtake T, Kobayashi S:Peripheral arterial occlusive disease is more prevalent in patients with hemodialysis: Comparison with the findings ofmultidetector-row computed tomography. Am J Kidnedy Dis 48:269-276 2006
- 岡本好司、岡真知子、真栄里恭子、真野勉、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、小林修三: 透析患者における下肢閉塞性動脈硬化症~無侵襲診断法について~ 脈管学 46:829-835 2006
- Ohtake T, Kobayashi S, Okamoto K, Oka M, Maesato K, Yasu T, Moriya H: Ticlopidine-induced lupus with renal involvement. Nephrol Dial Transplant 21:1992-1993 2006
- Doi K,Noiri E,Nakao A,Fujita T,Kobayashi S,Tokunaga K:Functional polymorphisms in the vascular endothelial growth factor gene are associated with development of end-stage renal disease in male. J AM Soc Nephrol 17: 823-830 2006
- 小林修三:透析患者の冠状動脈病変と血圧管理 第51回 日本透析医学会シンポジウムより 透析会誌40(2): 132-134 2007
- Ikee R, Kobayashi S, Hemmmi N, Saigusa T, Namikoshi T, Yamada M, Imakiire T, Kikuchi Y, Suzuki S, Miura S:Involvement of transgulutaminase-2 in pathological changes in renal disease. Nephron Clin Pract 105:c139-c146 2007
- 小林修三、西澤良記: 第51回 日本透析医学会シンポジウムより『心血管系合併症の発症・進展を防止する総合的取り組み』 透析会誌40(2):129 2007
- 池江亮太、逸見憲秋、三枝孝充、浪越為八、菊池勇一、守矢英和、小林修三: 当院における急性血液浄化療法施行症例の臨床的検討 ICUとCCU Vol.31 別冊号 別冊 2007
- Hidekazu Moriya, Takayasu Ohtake and Shuzo Kobayashi: Aortic stiffness, left ventricular hypertrophy and weekly averaged blood pressure (WAB) in patients on hamodialysis Nephrol Dialysis Transplant 22:1198-1204 2007
- Ryota Ikee, Shuzo Kobayashi, Noriaki hemmi, Takamitsu Saigusa, Tamehechi Namikoshi, MuneharuYamada, Toshihiko Imakiire, Yuichi Kikuchi, Shigenobu Suzuki, Soichiro Miura:Involvement of transglutaminase-2 in patholigical changes in renal Disease Nephron Clin Pract 105 :139-146 2007
- Ryota Ikee, Yosifumi Hamasaki, Machiko Oka, Tsutomu Mano, Hidekazu Moriya, Takayasu Ohtake, Shuzo Kobayashi: Glucose metabolism, insulin resistance, and pathology in non-diabetic chronic kidney disease Nephron Clin Pract 108 :163-168 2008
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- 池江亮太、本多謙次郎、岡真知子、真栄里恭子、真野勉、守矢英和、大竹剛靖、小林修三:脾摘の既往のない劇症型肺炎球菌感染症の3例 ICUとCCU vol.32 別冊号 別冊:271-274 2008
- 真栄里恭子、岡真知子、真野勉、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、小林修三:Double-filtration plasmapheresis(DFPP)とHTLV-1抗体陽性全身型Castleman病の1例 透析会誌41(4):255-261 2008
- Takayasu OHTAKE,Machiko OKA,Kyoko MAESATO,Tutomu MANO,Ryota IKEE,Hidekazu MORIYA,and Shuzo KOBAYASHI:Pathological Regression by Angiotensin Ⅱ Type 1 Receptor Blockade in Patients with Mesangial Proliferative Glomerulonephritis Hypertens Ret Vol.31 No.3 2008
- Ikee R,Oka M,Maesato K,Mano T,Moriya H,Ohtake T,Kobayashi S:Eosinophilic peritonitis and ultrafiltration failure on initiation of CAPD.Perit Dial Int 28:197-199 2008
- Ikee R,Honda K,Oka M,Maesato K,Mano T,Moriya H,Ohtake T,Kobayashi S:Association of heart valve calcification with malnutrition-inflammation,β2-microglobulin,and carotid intima-media thickness in patients on hemodialysis.TherApher Dial 12:461-465 2008
- Ikee R,Hamasaki Y,Oka M,Maesato K,Mano T,Moriya H,Ohtake T,Kobayashi S:High-density Lipoprotein cholesterol and left ventricular mass index in peritoneal dialysis..Perit Dial Int 28 :611-616 2008
- Kobayashi S, Oka M, Maesato K, Ikee R, Mano T, Moriya H, Ohtake T. Coronary artery calcification, ADMA, and insulin resistance in CKD patients. Clin J Am Soc Nephrol 3: 1289-1295 2008
- Hamano K, Nitta A, Ohtake T, Kobayashi S : Association of renal vascular resistance with albuminuria and macroangiopathy in type 2 diabetic patients. Diabetes Care 31: 1853-1857 2008
- 小林修三:透析者における末梢動脈疾患 日本下肢救済・足病学会誌 第1巻 第1号 2009
- 大竹剛靖 小林修三:末梢動脈疾患に対する新しい直接血液灌流(DHP)治療 日本アフェレシス学会雑誌 28巻3号:224-229 2009
- Kobayashi S, Miyamoto M, Kurumatani H, Oka M, Maesato K, Mano T, Ikee R, Moriya H, Ohtake T. Increased leukocyte aggregates are associated with atherosclerosis in patients with hemodialysis. Hemodial Int. 2009 Jul;13(3):286-92 Epub 2009 Jul 3
- Ikee R, Branch J, Honda K, Ishioka K, Oka M, Maesato K, Moriya H, Hidaka S, Ohtake T, Kobayashi S. Recurrence of severe hemoperitoneum in a patient on peritoneal dialysis. Perit Dial Int. 2009 Sep-Oct;29(5):583-5
- Hamano K,Abe M,Komi R,Kobayashi S:N-terminal fragment of pro-brain natriuretic peptide (NT-proBNP) for predicting silent myocardial ischemia in type 2 dibetes mellitus independent of microalbuminuria. Diabetes Metab Res Rev 26 :534-539 2010
- 岡真知子、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美、小林修三:間歇性跛行を呈する維持血液透析PAD患者の予後 日本下肢救済・足病学会誌 2:65-69 2010
- 本田謙次郎、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:バルボウイルスB19慢性持続感染が原因と考えられたネフローゼ症候群の一例 神奈川腎炎症例研究:25160-175 2009
- 池江亮太、小林修三:血尿を伴う急激な腎障害の悪化にはANCA関連血管炎が隠れていることがある 内科12 Vol.106 No.6 2010 DEC. :1148-1151 2010
- Ikee R,Honda K,Ishioka K,Oka M,Maesato K,Moriya H,Hidaka S,Ohtake T,Kobayashi S:Postprandial hyperglycemia and hyperinsulinemia associated with renal arterio-arteriolosclerosis in chronic kidney disease. Hypertens Res.2010 May ;33(5):499-504 2010
- Hidekazu Moriya.Kunihiro Ishioka,Kenjiro Honda,Machiko Oka,Kyoko Maesato,Ryota Ikee,Sumi Hidaka,Takayasu Ohtake,and Shuzo Kobayashi:Beraprost Sodium, an Orally Active Prostaglandin I2 Analog, Improves Renal Anemia in Hemodialysis patients With Peripheral Arterial Disease Therapeutic Apheresis and Dialysis Vol.14 No.5 Oct.2010
学会発表を含めた2010年1年間の業績
【特別講演】
- 小林修三:PADの早期発見と治療戦略 第11回サガミハートフォーラム 相模原 2010
- 小林修三:透析患者の血圧管理と心血管障害 第10回福岡透析フォーラム 福岡 2010
- 小林修三:PADおよびコレステロール塞栓症に対するLDLアフェレーシス 第12回神戸急性血液浄化研究会 神戸 2010
- 小林修三:末梢動脈疾患の早期発見と治療戦略 第13回神戸Podiatryミーティング 生田神社会館 2010
- Shuzo Kobayashi:Ⅵ.Achieving Standards of Care-The Team Approach 「A Physician’s Perspective 」 Seventh Asia Pacific PD University Pattaya Thailand 2010
- 小林修三:多発性嚢胞腎の病態と治療・最近の話題 第6回CKD Conference in Kamakura 鎌倉 2010
- 小林修三:腎性貧血治療と心機能の関連―ESA製剤の投与タイミングによる影響―多施設共同研究の報告より 6th Shonan Tokyo Renal Conference 東京 2010
- 小林修三:下肢閉塞性動脈疾患の早期発見と治療戦略 第24回神戸腎疾患カンファランス 神戸 2010
- 小林修三:下肢閉塞性動脈硬化症の早期発見と治療戦略 第8回道南フットケア研究会 函館 2010
- 小林修三:透析患者における末梢動脈疾患(PAD)~早期発見と治療戦略~ 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 ランチョンセミナー 神戸 2010
- 小林修三:透析・糖尿病患者におけるASOとフットケア~早期発見と治療戦略~ 東京医科大学八王子医療センター 腎臓内科セミナー 公開講演会 東京医科大学八王子医療センター 2010
- 小林修三:透析患者における末梢動脈 第8回日本フットケア学会年次学術集会 東京 2010
- 本田謙次郎、岡本好司、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、土井研人、野入英世、小林修三:無菌ウジ療法でのExcretion/SecretionはHepatocyte Growth Factorを誘導する 第8回フットケア学会年次学術集会 東京 2010
- 池江亮太、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:腹膜透析患者の下肢末梢動脈疾患に関連する因子 第8回フットケア学会年次学術集会 東京 2010
- 小林修三:透析患者の末梢動脈疾患~早期発見と治療戦略~ 第2回日本創傷外科学会総会・学術集会 ランチョンセミナー3 神戸 2010
- 小林修三:下肢閉塞性動脈硬化症の早期発見と治療戦略 第7回大分PAD(末梢動脈疾患)懇話会 大分東洋ホテル 大分 2010
- 小林修三:透析患者における下肢閉塞性動脈硬化症 第13回奄美透析懇話会 鹿児島奄美 2010
- 小林修三:透析患者における末梢動脈疾患~早期発見と治療戦略~ 第1回相模原フットケアセミナー 相模原 2010
- 小林修三:透析患者におけるフットケア~早期発見と治療戦略~ 「志太榛原地区透析勉強会」第22回学術集会 焼津 2010
- 日高寿美:糖尿病・慢性腎臓病における末梢動脈疾患~早期発見と治療戦略~ 逗葉内科医会学術講演会 葉山マリーナ 2010
- 日高寿美:糖尿病性腎不全患者の透析マネージメント 第13回藤沢21世紀の糖尿病診療を考える会勉強会 藤沢 2010
- 小林修三:CKDにおける心腎連関 Nephrologist Forum on Web インターネットセミナー 2010
- 日高寿美:透析患者さんの歩行障害 ~医師の立場から~ 鎌倉腎友会 鎌倉 2010
- 小林修三:糖尿病と慢性腎臓病のフットケア アステラス製薬提供 2010明日も元気 TBS放送 2010
【学会発表】
国際学会
- Machiko OKa, Takayasu Ohtake, Yasuhiro Mochida, Kunihiro Ishioka, Kyoko Maesato, Ryota Ikee, Hidekazu Moriya, Sumi Hidaka and Shuzo Kobayashi:Cycling of plasma bicarbonate level by hemodialysis(HD) significantly affects coronary artery calcification in HD patients. International Society of Nephrology-Nexus Symposium 2010 Kyoto
- Takayasu Ohtake,Motoyoshi Sato,Ryoichi Nakazawa,Morihiko Kondoh,Takehiko Miyaji,Takako Takita,Osami Kawarada,Katsuhiro Higashimori,Takashi Sato,Yishihiko Ohtsubo,Nobuhiko Koga,Hidekazu Moriya,Sumi Hidaka,and Shuzo Kobayashi:Effect of beraprost sodium(PGI2 analogue)on peripheral arterial disease(PAD)in patients on hemodialysis:Result from a multicenter randomised prospective interventional study. XLVII ERA-EDTA Congress-II DGfN Congress June 2010 Munich,Germany
- Hidekazu Moriya,Yasuhiro Mochida,Kunihiro Ishioka,Kyoko Maesato,Oka Machiko,Ikee Ryota,Sumi Hidaka,Takayasu Ohtake,Shuzo Kobayashi:Prospective study of the relationship between plasma norepinephrine and prognosis in hemodialysis patients 23rd Scientific Meeting of the International Society of Hypertension Vancouver,Canada 2010
国内学会
- 大竹剛靖、小林修三:透析患者のフットケア-早期発見の重要性と治療戦略- 第38回 日本血管外科学会フットケア講習会 大宮 2010
- 大竹剛靖、岩上将夫、古谷玲、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、小林修三:On-line HDF の動脈硬化進展抑制ならびに心保護効果の検討 第55回(社)日本透析医学会・学術総会 神戸 2010
- 石岡邦啓、持田泰寛、岡真知子、池江亮太、真栄里恭子、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美、阿部眞理子、小見理恵子、浜野久美子、小林修三:血液透析患者の持続血統モニター(CGM)を用いた血糖コントロールとHbA1c,glycoalbumin(GA)の相違について 第53回日本糖尿病学会年次学術集会 岡山 2010
- 池江亮太、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:透析導入期の弁膜石灰化に関連する因子の検討 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:LDL吸着は透析患者の下肢閉塞性動脈硬化症に対してPTA後の再狭窄を予防するか 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 大竹剛靖、小林修三、佐藤元美、中澤了一、近藤守寛:透析患者の末梢動脈疾患に対するベラプロストナトリウムの治療効果~多施設共同前向き介入試験~ 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 袴田裕太郎、武山丞、秋元久美子、守矢英和、小林修三:市水から地下水への水源変更によるRO装置の影響について 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 杉本吉弘、水瀬育美、西坂菜穂、高室昌司、宮雅志、日高寿美、小林修三:JMS社製RO装置「ピュアフロー」のON-OFFモードの水質評価 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 守矢英和、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:血液透析患者における血漿ノルアドレナリン濃度と予後の関連 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 日高寿美、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、小林修三:維持血液透析(HD)患者におけるオルメサルタン(Olme)投与の週平均化血圧(WAB)への効果 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 望月隆弘、衣笠えり子、草野英二、大和田滋、久野勉、兒島憲一郎、小林修三、佐藤稔、重松隆、島田憲明、友雅司、中尾一志、中澤了一、西村英樹、野入英世、佐中孜、前田貞亮:ビタミンE固定化膜VPS-HAによるESA投与量に関する多施設前向き研究~VEESA-study(中間報告)~ 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 小林修三、大竹剛靖、澁谷祐子、小倉明子、石黒望、守矢英和、野入英世:ネスプ投与日の違いによる(週末投与と週初め投与)心機能への影響について~多施設前向き試験~ 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 岡本雅子、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三 岡本好司:腹膜透析患者における心理社会的背景とセルフケアについて 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 岡真知子、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:血液透析患者に見られたランゲルハンス細胞組織球症(LCH)の稀な一例 第55回(社)日本透析医学会学術集会・総会 神戸 2010
- 大竹剛靖、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、小林修三:血液透析患者の末梢動脈疾患(PAD)における下肢動脈石灰化の意義 第53回日本腎臓学会学術総会 神戸 2010
- 小林修三、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美:保存期慢性腎臓病患者の冠動脈石灰化の進展要因について 第53回日本腎臓学会学術総会 神戸 2010
- 守矢英和、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、岡真知子、池江亮太、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:当院における血液透析患者と腹膜透析患者の予後と死亡原因の比較 第53回日本腎臓学会学術総会 神戸 2010
- 岡真知子、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:重炭酸濃度とその変動が冠動脈石灰化に与える影響 第53回日本腎臓学会学術総会 神戸 2010
- 日高寿美、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、小林修三:IgA腎症に対するステロイドパルス+低用量プレドニゾロン経口療法の治療効果 第53回日本腎臓学会学術総会 神戸 2010
- 池江亮太、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:透析患者の心房細動・粗動に関連する因子の検討 第53回日本腎臓学会学術総会 神戸 2010
- 石岡邦啓、持田泰寛、岡真知子、池江亮太、真栄里恭子、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美、小林修三:血液透析患者の持続血統モニター(CGM)を用いた血糖コントロールとHbA1c,glycoalbumin(GA)の相違について 第53回日本腎臓学会学術総会 神戸 2010
- 大竹剛靖、守矢英和、日高寿美、小林修三:保健適応外腎疾患に対するLDLアフェレシス~糖尿病性腎症・コレステロール塞栓症 第31回日本アフェレシス学会学術大会 アンバサダーホテル 2010
- 岩上将夫、古谷玲、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、岡真知子、守矢英和、大竹剛靖、小林修三:LDLアフェレシスが著効したCalciphylaxisの一例 第31回日本アフェレシス学会学術大会 アンバサダーホテル 2010
- 持田泰寛、岩上将夫、古谷玲、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:血液透析患者の下肢末梢動脈疾患(PAD)における経皮的血管内カテーテル治療(PTA)とLDLアフェレシス併用療法の検討 第31回日本アフェレシス学会学術大会 アンバサダーホテル 2010
- 岡真知子、古谷玲、岩上将夫、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美、小林修三:ブドウ糖含有腹膜透析液が腹膜透析患者の血糖値に与える影響-CGMSを用いた検討- 第16回日本腹膜透析医学会学術集会・総会 大分 2010
- 守矢英和、岩上将夫、古谷玲、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、岡真知子、池江亮太、大竹剛靖、日高寿美、小林修三:セレコキシブ内服を契機に急速進行性に腎機能が悪化し、ネフローゼ症候群を呈した1例 第40回日本腎臓学会東部学術大会 宇都宮 2010
- 岡真知子、古谷玲、岩上将夫、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美、小林修三:脳出血、腎不全を呈し、糖尿病様腎組織病変を認めたターナー症候群の一例 第40回日本腎臓学会東部学術大会 宇都宮 2010
- 石岡邦啓、古谷玲、岩上将夫、持田泰寛、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美、小林修三:異なる組織型のHBV関連腎症に対しEntecavir単独投与により尿蛋白の減少がみられた2例 第40回日本腎臓学会東部学術大会 宇都宮 2010
- 日高寿美、岩上将夫、古谷玲、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、岡真知子、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、小林修三:病原性大腸菌O-18感染を契機に発症したネフローゼ症候群の1例 第40回日本腎臓学会東部学術大会 宇都宮 2010
- 持田泰寛、岩上将夫、古谷玲、石岡邦啓、真栄里恭子、岡真知子、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美、小林修三:混合性結合織病(MCTD)による膜性腎症に難治性腹水、血小板減少をきたした1例 第40回日本腎臓学会東部学術大会 宇都宮 2010
- 池江亮太、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:IgG4関連疾患に合併した糸球体腎炎の1例 第40回日本腎臓学会東部学術大会 宇都宮 2010
- 本田謙次郎、岡本好司、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、土井研人、野入英世、小林修三:無菌ウジ療法でのExcretion/SecretionはHePatocyte Growth Factor 誘導する 第8回日本フットケア学会年次学術集会 東京 2010
- 池江亮太、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:腹膜透析患者の下肢末梢動脈疾患に関連する因子 第8回日本フットケア学会年次学術集会 東京 2010
- 岡真知子、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美、小林修三:代謝性アシドーシスとその変動は冠動脈石灰化の主要な規定因子である 第107回日本内科学会総会 東京 2010
研究会
- 持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、岡真知子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:混合性結合織病(MCTD)による膜性腎症に難治性の腹水貯留と血小板減少をきたした一例 第79回 神奈川腎研究会総会・研究集会 横浜 2010
- 岡真知子、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、日高寿美、大竹剛靖、小林修三:血液透析患者に見られたランゲルハンス細胞組織球症(LCH)の稀な一例 第80回神奈川腎研究会 横浜 2010
- 石岡邦啓、持田泰寛、岡真知子、池江亮太、真栄里恭子、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美、小林修三:保存期慢性腎臓病患者における末梢動脈疾患~ABIとSPP(Skin perfusion pressure)を用いた検討 第15回日本腎循環器病研究会 東京 2010
座長・司会・開会の辞
- 小林修三:「診療の実際」オーガナイザー 第2回下肢救済足病学会 東京 2010
- 小林修三:Opening Remarks 学術講演会 ロバートギャロ博士を迎えて 東京 2010
- 小林修三:座長 「下肢治療セッション:専門病院に送るタイミング」第4回末梢循環セミナー 横浜 2010
- Shuzo Kobayashi Tao Wang:chair 「Standards & Importance of Pre-dialysis Education from a PD perspective Matthew Jose 」 Seven Asia Pacific PD University Pattaya Thailand 2010
- 守矢英和:司会6th Shonan Tokyo Renal Conference 東京高輪 2010
- 小林修三:司会「心腎連関とPD」、オーバービュー「PD患者の心血管管理」第53回(社)日本腎臓学会学術総会 神戸 2010
- 小林修三:司会 維持透析患者の下肢閉塞性動脈硬化症を見逃していないか? 第53回(社)日本透析医学会学術集会・総会 ランチョンセミナー 神戸 2010
- 小林修三:司会 透析患者のフットケア~長く歩き続けるために~ 第53回(社)日本透析医学会学術集会・総会 ランチョンセミナー 神戸 2010
- 大竹剛靖:座長 「心腎連関とCKDの治療 東京大学医学部付属病院 腎臓・内分泌内科 南学正臣」 第3回CKD&DM SUMMER SEMINAR in Kamakura 2010
- 小林修三:closing Rimarks 第3回CKD&DM SUMMER SEMINAR in Kamakura 鎌倉 2010
- 小林修三:閉会の辞 Critical Care Medicine 2010 横浜 2010
- 小林修三:閉会の辞 第7回 腎と心血管障害研究会 Cardio-Renal Conference 品川 2010
- 守矢英和:司会 「ゲノム科学に基づく腎障害の遺伝子治療開発 日本大学大学院総合科学研究科生命科学 福田昇」 日本医工学治療学会第26回学術大会 東京 2010
- 日高寿美:座長「 一般演題(口演)【透析 2】 」第8回日本フットケア学会年次学術集会 東京 2010
- 日高寿美:座長「 ANCA関連腎炎-P1 」 第40回日本腎臓学会東部学術大会 宇都宮 2010
- 日高寿美:座長「 一般演題 造影剤腎症 」 第41回急性血液浄化学会学術集会 横浜
- 小林修三:座長「 軽鎖沈着症-O1 」 第40回日本腎臓学会東部学術大会 宇都宮 2010
- 小林修三:座長「 腎疾患②」 第14回日本病態栄養学会年次学術集会 横浜 2010
ディスカッション
- 「下肢治療セッション 専門病院に送るタイミング 総合病院透析室の視点から 湘南鎌倉総合病院(腎免疫血管内科)守矢英和 第4回末梢循環セミナ― 横浜 2010
- 「血圧異常」湘南鎌倉総合病院腎免疫血管内科 小林修三、琉球大学医学部附属病院血液浄化部 井関邦敏、自治医科大学附属さいたま医療センター 田部井薫、札幌医科大学第二内科 島本和明 第55回(社)日本透析医学会学術集会 神戸 2010
- 「末梢動脈疾患(Peripheral arterial disease:PAD)ガイドライン」小倉記念病院循環器科 横井宏佳、湘南鎌倉総合病院腎臓内科 小林修三、名古屋共立病院心臓血管外科 熊田佳尭 第55回(社)日本透析医学会学術集会 神戸 2010
- 守矢英和:ワークショップ2 足病変への新しいチームアプローチ 透析センター・総合病院でのチームアプローチ 第8回日本フットケア学会年次学術集会 東京 2010
- 守矢英和:ワークショップ 診療の実際 Ⅰ.事例発表 2.一般病院 第2回日本下肢救済足病学会 東京 2010
【総説】
- 小林修三:第13章 特殊治療 A. LDLアフェレーシス 脈管専門医のための臨床脈管学 2010
- 小林修三:透析患者の血圧管理-わが国のGLから- 腎と透析 第69巻 第3号 別冊:279-282 2010
- 小林修三:なぜ透析患者さんの血管はもろくなっている?~慢性腎臓病・透析患者さんにおける動脈硬化~ Expert Nurse 12:71-73 2010
- 坊坂桂子、守矢英和:病棟でのシャント管理は、ここに注意! Expert Nurse 12:74-79 2010
- 大竹剛靖:透析終了後、病棟で注意する症状って? Expert Nurse 12:80-86 2010
- 日高寿美:“長期”透析患者で起こりやすい症状は?Expert Nurse 12:87-91 2010
- 小林修三:Ⅲ-2-e.コレステロール塞栓症 アフェレーシスマニュアル 改訂第3版:259-264 2010
- 小林修三:CKDの合併症 3)慢性腎臓病における末梢動脈疾患 腎と透析 Vol.69増刊号2010 AKIとCKDのすべて:83-88 2010
- 日高寿美、小林修三:透析患者のPADの病態 臨床透析 Vol.26 No.7:37-48 2010
- 小林修三:Ⅰ.CKD 6.CKDの合併症 3)慢性腎臓病における末梢動脈疾患 腎と透析 第69巻 増刊号 AKIとCKDのすべて:83-88 2010
- 守矢英和、小林修三:1.透析患者における足病変の特徴と集学的治療 日本下肢救済・足病学会誌 第2巻 第2号:93-96 2010
- 守矢英和、小林修三:S6-3. 腎障害・透析患者における足潰瘍・壊疽 糖尿病合併症 24(2):195-197 2010
- 守矢英和、小林修三:Ⅲ-4.循環器疾患 Ⅲ-4-c. 慢性閉塞性動脈硬化症 アフェレーシスマニュアル 改訂第3版:285-290 2010
- 大竹剛靖、小林修三:特集/日本のフットケア・下肢救済に必要な医療 2.日本におけるフットケア・下肢救済医療 透析医の役割 PEPARS No.48:59-66 2010
- 大竹剛靖、小林修三:特集3 不整脈事例にチャレンジ 透析室の心電図レッスン 3 透析開始前後で注意すべき不整脈 透析ケア2010 vol.16 no.9:56-60
- 大竹剛靖、小林修三:特集:透析患者の下肢切断をなくすために 末梢動脈疾患(PAD)の診断と治療 Ⅷ部 PADの保存的療法 (2)高気圧酸素療法 臨床透析 Vol.26 No.7 :872-879 2010
【原著】
- Ohtake T,Ishioka K,Honda K,Oka M,Maesato K,Mano T,Ikee R,Moriya H,Hidaka S,Kobayashi S:Impact of coronary artery calcification in hemodialysis patients:Risk factors and associations with prognosis. Hemodial Int. 2010 Apr:14(2):218-225 Epub 2010 Mar 24
- Hamano K,Abe M,Komi R,Kobayashi S:N-terminal fragment of pro-brain natriuretic peptide (NT-proBNP) for predicting silent myocardial ischemia in type 2 dibetes mellitus independent of microalbuminuria. Diabetes Metab Res Rev 26 :534-539 2010
- 岡真知子、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、池江亮太、守矢英和、大竹剛靖、日高寿美、小林修三:間歇性跛行を呈する維持血液透析PAD患者の予後 日本下肢救済・足病学会誌 2:65-69 2010
- 池江亮太、小林修三:血尿を伴う急激な腎障害の悪化にはANCA関連血管炎が隠れていることがある 内科12 Vol.106 No.6 2010 DEC. :1148-1151 2010
- 大竹剛靖、岡真知子、持田泰寛、石岡邦啓、真栄里恭子、池江亮太、日高寿美、小林修三:Critical limb ischemia(CLI:危機的下肢虚血)に骨髄炎を合併した透析患者の1例 臨床透析vol.26 no.11 2010:1501-1505
- 大竹剛靖、持田泰寛、石岡邦啓、岡真知子、真栄里恭子、池江亮太、日高寿美、小林修三:シナカルセット投与で異所性石灰化が著明に改善した腹膜透析患者の1例 臨床透析 vol.26 no.5 2010:611-614
- Ikee R,Honda K,Ishioka K,Oka M,Maesato K,Moriya H,Hidaka S,Ohtake T,Kobayashi S:Postprandial hyperglycemia and hyperinsulinemia associated with renal arterio-arteriolosclerosis in chronic kidney disease. Hypertens Res.2010 May ;33(5):499-504 2010
- Hidekazu Moriya.Kunihiro Ishioka,Kenjiro Honda,Machiko Oka,Kyoko Maesato,Ryota Ikee,Sumi Hidaka,Takayasu Ohtake,and Shuzo Kobayashi:Beraprost Sodium, an Orally Active Prostaglandin I2 Analog, Improves Renal Anemia in Hemodialysis patients With Peripheral Arterial Disease Therapeutic Apheresis and Dialysis 2010 Oct;14(5):472-476 2010
当科で行なう疾病について
湘南鎌倉総合病院腎臓内科では、腎疾患診療はもとより免疫疾患、および動脈硬化関連疾患(血管疾患)の診療を積極的に行っていることが大きな特徴です。以下に、当院腎臓内科で診療している腎疾患、免疫疾患、血管疾患の3つについて、それぞれご説明します。
当科では、それぞれの疾患の病態をよく踏まえ、もっともよい治療法を患者さんに提供致します。
また、下肢末梢動脈疾患に対する血管新生療法を含む再生医療にも積極的に取り組んでいます。
詳細はこちらから
■血管疾患(全身の動脈硬化関連疾患:腎動脈狭窄症・下肢閉塞性動脈硬化症)
(幹細胞移植治療・LDL吸着療法・マゴットセラピー・高気圧酸素療法)
腎疾患
腎疾患のなかで、最も診療頻度が高い腎炎、腎不全(急性および慢性)について説明します。
後に述べる腎動脈狭窄症もその頻度はとても多く、また、腎機能低下の原因となることから、腎疾患の範疇に入ります。
腎炎
腎臓に炎症が生じて、糸球体や尿細管・間質など重要な構造が障害・破壊されていく疾患です。
腎炎は、その発症の時間的経過から、急性腎炎症候群(或いは急性腎炎)(数日から数週以内に)、急速進行性腎炎(数週から数か月の経過で悪化してくるもの)、慢性腎炎症候群(或いは慢性腎炎)(おおむね1年以上の経過)に区別されます。また障害される部位により糸球体腎炎、間質性腎炎、(血管炎)に区別されます。
急性腎炎や急速進行性腎炎では蛋白尿(尿の泡立ち)、血尿(肉眼的あるいは顕微鏡的)、浮腫、高血圧、尿量減少、消化器症状(嘔気や嘔吐、食欲低下)、呼吸器症状(息切れなど)を認め、一般検査では蛋白尿、血尿、腎機能障害などを認めます。
慢性腎炎は、発症早期には自覚症状に乏しく、健診での尿異常や腎機能障害の指摘が唯一の発見契機となる患者さんがほとんどです(70-80%以上)。
腎炎の種類は、下記のように臨床経過や原因により非常に多彩です。これらを尿の所見のみから鑑別することは困難であり、腎生検(腎臓の組織検査)を行うことにより腎炎のタイプ、腎組織障害の程度、治療への反応性ならびに予後の推定が可能となり、病状に即した適切な治療が可能となります。
異常の程度(蛋白尿や血尿の程度)は、必ずしも腎臓組織そのものの障害を反映しないことも当科の検討で明らかになっています。「尿異常が軽微であるから大丈夫」とは必ずしも言えず、やはり組織検査での評価が大切です。当科では積極的に腎生検を行い(年間70-90件)、患者さんの腎炎治療に役立てています。
また、腎疾患は、以前は治療をしても治癒することの少なかった疾患で、慢性に治療を必要とすることがほとんどでしたが、タイプや障害の程度によっては早期発見早期治療により、治癒が期待できるようになりました。
最も重要なことは早期発見のための健康診断での尿検査所見を活用して、早期に腎疾患を発見し治療に結びつけることです。健診での尿異常を指摘されたら、腎臓専門医の診断を受けることが大切です。
腎炎の種類
急性腎炎
- 急性糸球体腎炎
- 急生尿細管間質性腎炎
急速進行性腎炎
- ANCA関連腎炎
- 抗基底膜抗体腎炎
- 各種腎炎の比較的急速な増悪
慢性腎炎
- メサンギウム増殖性腎炎(IgA腎症、非IgA増殖性腎炎)
- 膜性腎症
- 膜性増殖性腎炎
- 巣状糸球体硬化症
- 微小変化型 など
日本人の慢性腎炎のなかで最も頻度の多いものは、メサンギウム増殖性腎炎です。メサンギウム領域の拡大と免疫グロブリンIgAがメサンギウム領域に沈着していることが特徴です。IgA腎症についての詳細は別項で治療法と共に紹介しています。
IgA腎症に関する詳細はこちらから

ほぼ正常の糸球体

半月体形成性糸球体腎炎の糸球体
腎生検
胃や大腸にポリープを指摘された時には、内視鏡検査を行って組織を採取して良性、悪性の鑑別を組織学的に行います。腎疾患も同様で、蛋白尿/血尿や腎機能のみでは、腎疾患のタイプや障害の程度、治療に対する反応性の予測、腎疾患の予後の推定などを詳細に判断することはできません。適切な診断と治療法選択のためには腎の組織検査が必要で、この検査を腎生検と言います。
当院の腎生検の流れ
- 外来にて、腎生検の必要性、具体的な検査法、注意すべき点を文書とともに説明致します。
-
同意いただいた方は、検査入院を予定します。腎生検の検査入院は4泊5日で行います。
木曜日午後入院していただいて、血液検査/尿検査など必要な検査を受けていただき、
担当医の問診・診察・入院プラン(腎生検を含めて)の説明を行います。
翌金曜日午後に腎生検を行います。
ベッドにうつ伏せになっていただいて、局所麻酔を用いて痛くないように背中から細い針を穿刺して
腎臓組織を採取します。
検査当日は、検査後の出血を予防するためベッド上安静が必要ですが、
検査数時間後には寝返りなどは可能となります。 -
土曜日に担当医師の確認の後、病棟歩行や洗面はOKとなります。
週末は静かに経過を見ていただき、畜尿も行っていただいて月曜日朝まで経過をみます。
腎生検後の出血などの問題がないことを確認して月曜日退院です。
腎生検の結果については、外来にて1-2週後に担当医より行い、
入院治療の必要がある方については、
改めて治療目的で入院していただくようにしています。
腎生検時に、高度の尿異常(ネフローゼ症候群など)や高度の浮腫、腎障害を認める方は、
腎生検後いったん退院せず、そのまま入院を継続して治療を開始する場合もあります。 -
腎臓は、左右の腎臓合わせて約200万個の糸球体を持っています。
腎生検ではこの糸球体を10-20個程度採取します。
採取された腎組織は、通常の光学顕微鏡に加えて、
蛍光顕微鏡、さらには電子顕微鏡も用いて、
詳細に腎組織の異常を分析評価します。
これは、腎臓内科スタッフ全員により腎病理カンファレンスの場で行っています。
IgA腎症
IgA腎症とは
成人の慢性糸球体腎炎で最も頻度が高いのがIgA腎症で、慢性腎炎の約40%を占めています。健康診断の時に、尿たんぱくや尿潜血陽性で発見されることがほとんどですが、上気道炎後に肉眼的な血尿を認め発見されることもあります。
症状のことが多く、尿異常をそのまま放置する方もいらっしゃいますが、IgA腎症の問題点は、治療が十分行われない場合には、その約20-30%の方が10-20年の経過で慢性的に腎不全に進行することです。腎生検では、メサンギウム細胞や基質の増加を呈し、この部分に免疫グロブリンのIgAが優位に沈着していることで診断されます。
IgA腎症の治療
IgA腎症の治療は、腎生検結果(組織障害度)、血圧、腎機能、尿たんぱく量をもとに判断し、薬物治療を開始します。抗血小板薬やARB(アンギオテンシン受容体拮抗薬、ACE(アンギオテンシン変換酵素)阻害薬、塩分制限などが治療の基本です。腎機能障害の程度に応じてたんぱく制限や運動制限なども行われます。
従来、IgA腎症は尿所見が改善しても、完全に治ることがまれな疾患でしたが、現在では、早期診断とARBやステロイドなどによる治療介入により完全に疾患が治癒する場合が増えてきています。また、ARBは単独で治療に用いられても、血圧を改善させ尿たんぱくを減少させるのみでなく、実際にIgA腎症の障害組織までをも修復することが我々の検討で明らかとなりました(Ohtake T et al: Hypertens Res 31: 387-394, 2008)
当科では、積極的にARBやステロイド(プレドニン)治療を行っています。3日間のステロイドパルス療法(点滴)+プレドニン20mg/日内服による治療プロトコルで約1年間のステロイド治療を行っています。
現在までのこのプロトコルによる治療成績は以下の通りです。現在までこのプロトコルにより24例の方の治療を行いました。その結果、血清クレアチニン値は下記の表に示すように、上昇はほとんど認めず、蛋白尿は治療により減少し、その後も減少したまま経過しています。また、この治療法ではステロイド使用量が少なめであるため、副作用はほとんど認めません。腎機能が悪化するかどうかを予測する因子としては、治療開始時の血清クレアチニン値が高値の場合、またステロイド治療開始1年後の蛋白尿が改善している場合には、完治も期待できます。血尿または蛋白尿がわかった時点でなるべく早く腎臓内科外来を受診することが重要と考えられます。
| 治療開始前 | 治療開始1年後 | 観察終了時 | |
|---|---|---|---|
|
血清クレアチニン (mg/dl) |
1.18±0.47 | 1.25±0.48 | 1.33±0.64 |
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>1日尿蛋白 (g/day) |
2.38±1.06 | 0.56±0.39 | >0.52±0.39 |
ステロイドパルス療法の詳細
5%ぶどう糖液500ml+メチルプレドニソロン1000mg+へパリン5000単位を1日目から3日間連日点滴します。1回あたり約3時間で点滴します。
腎不全
腎機能が高度に低下すると腎不全とよばれます。急性腎不全は、急激な腎機能の低下によって、腎不全症状や体液異常を呈します。原因によっては他の臓器の不全を合併し、多臓器不全の形で急性腎不全を呈することもあります。慢性の腎臓病(chronic kidney disease: CKD)は腎機能に応じて段階別に以下のように分けられています。
| CKD | 糸球体濾過値(GFR) | 血清クレアチニン値 |
|---|---|---|
| Stage 1 | 90 以上 | |
| Stage 2 | 60-90 | |
| Stage 3 | 30-60 | 1.5-3.0 |
| Stage 4 | 15-30 | 3.0-6.0 |
| Stage 5 | 15未満 | 6.0以上~透析 |
| (ml/min/1.73m2) | (mg/dl) |
腎不全では、①食事管理、②降圧療法、③薬物療法、④アシドーシスの管理、⑤貧血の管理、
⑥2次性副甲状腺機能亢進症の治療、⑦体重管理を含む生活管理が非常に大切です。
食事管理では、まず塩分の制限がもっとも大切です。塩分制限6-7g/日を行うことにより、腎臓への過剰な負担を減らすことができますし、塩分制限をしっかり行うことで尿蛋白を減少させることができます。腎臓は、体の中を常に一定のきれいな状態に保つための臓器ですから、腎機能が低下した状態では、塩分以外にも老廃物(蛋白質が代謝されたあとの産物)やカリウム、リン、過剰な水分などがたまってきます。よってこれらについても腎機能の程度に応じて制限が必要になってきます。
腎臓病の食事療法で注意したいことは、塩分他の食事内容を制限することでカロリー不足になりがちな点です。カロリー不足の状態では、生きていくために必要なエネルギーを体の中の脂肪分や蛋白質を燃やすことで作るようになります。そのために、カロリーが不足した状態では、どんどんやせていって栄養失調に傾きますから、糖分や脂分を上手に利用して十分カロリーを摂取することが大切です。
血圧管理は腎臓病の進行を遅らせるうえで最も大切なことの1つです。血圧を下げれば下げるほど腎機能悪化を遅らせることができることが明らかとなっています。無制限に下げるわけにはいきませんが、外来血圧で130/80mmHg未満、尿タンパクが1g/日以上ある人では125/75mmHg未満の血圧管理が推奨されています。現在では、降圧効果と腎保護効果の両方を併せ持つARB(アンギオテンシン受容体拮抗薬)やACE(アンギオテンシン変換酵素)阻害薬などが利用できますので、慢性腎臓病がある方の高血圧治療薬として上記薬剤が第一選択薬となっています。
その他、腎不全では血液が酸性に傾いたり(アシドーシス)、貧血が進行したり(腎性貧血)、腎臓が作るホルモンであるビタミンDが不足し副甲状腺ホルモン(iPTH: インタクトPTH)が大量に生成分泌される状態(副甲状腺機能亢進症)が認められます。これらを透析になる前の保存期腎不全の期間にしっかり管理することが必要で、重曹(アシドーシス改善)やビタミンD製剤(副甲状腺機能亢進症治療)、エリスロポイエチン製剤(腎性貧血の治療)などが必要に応じて使用されます。貧血はヘモグロビン濃度で10-12g/dl程度を維持できるように管理します。
体重管理も非常に大切です。腎臓は、本来、体の状態を一定に保つ働きを持っていますから、短期間で体重がふえたり減ったりした時には、腎臓に大きなトラブルが生じている可能性があります。いつも一定の体重であるかどうか、毎日体重測定をして安定した体重かどうかをチェックするとよいでしょう。
保存期の腎不全管理については、私たちの施設スタッフ(腎臓内科小林修三・大竹剛靖、糖尿病内分泌内科浜野久美子)で小林修三監修による「腎臓病を進めないために」という60ページの冊子にまとめて作成していますから、お読みになられるといいでしょう。
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腎臓病を進めないために |
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腎臓病を進めないために
急性腎不全では、腎不全の程度が高度な場合には、血液透析(hemodialysis: HD)を行う必要があります。他の臓器不全を合併し血圧などのバイタルサインが不安定な場合には、持続血液透析濾過療法(chronic hemodiafiltration: CHDF)を行うこともあります。これら血液浄化の管理は全身管理とともに当科で行っています。
慢性腎不全で、長期的に透析療法を維持していく場合には、血液透析あるいは腹膜透析(peritoneal dialysis: PD)のどちらかを選択します。2つの治療法の選択は医師ともよく検討したうえで、患者さんのライフスタイルなどを考慮のうえいずれかを選択します。当科ではPD療法の有用性を踏まえて、PD療法を積極的に勧めています(2010年6月で55名の維持PD患者さんがいます)。HDとPDに関する詳細は別に記載しますが、腹膜透析の導入法も当科で新たに作成し、推進してきたSPIED法(短期間でPDに関する勉強、導入を行う方法)を用いて行っています。PD診療は専門ナースが中心になり、栄養科、リハビリテーション科、ならびに医師が一体となって、チームでのPD医療を進めています。
血液透析(HD)の詳細はこちらから
腹膜透析(PD)の詳細はこちらから
血液透析
■血液透析とは?
糖尿病や慢性腎炎などが原因で腎臓のはたらきが低下した時に、血液を体外へ取り出し、ダイアライザーという機械を使って、人工的に血液を綺麗にし、さらに体にたまった余分な水分を取り除く方法が、血液透析です。日本で2009年度末には約28万人の方が血液透析治療を受けられています。
■血液透析のしくみ
血液透析の目的は血液中の老廃物(尿素窒素、クレアチニン、リンなど)を取り除くことと、余分な体液を取り除くことにあります。図1に示すしくみで血液をダイアライザーに送り込み、そこでダイライザーの膜を介して大量の透析液とふれあい、老廃物と水を除去します。ダイアライザーは糸のような細い管状の膜を約1万本束ねたもので、管の中を血液が、その周囲を透析液が流れます。膜には小さな穴があいており、余分な水分や老廃物が小さな穴を通して透析液側に移動して、血液を綺麗にしていきます。このため効率よく血液を取り出すことと、綺麗になった血液を体に返すことが必要となり、2本の針を血管に刺します。血液を多く取り出すために、動脈と静脈をつなぐ手術を行い、動脈の血液の一部が毛細血管を経ないで静脈を流れるようにして作った太い静脈を“シャント”と呼びます。そのシャント血管に針を穿刺して1分間あたり牛乳瓶1本分(200mL)の血液を取り出すようにします。

図1 血液透析のしくみ
(新しい透析治療のスタンダード:小林修三著 より引用)
■血液透析の実際
週3回、1回だいたい4時間の治療を行います。治療の間はテレビを見たり、本を読んだり、眠ったりして過ごしていただきます。月に2回血液検査を行い、血液透析が適正になされているかをチェックします。
腎不全になると腎臓で作られるエリスロポエチンという造血ホルモンが減少して貧血になりますが、血液透析の終了間際にエリスロポエチンを注射で補うことができます。
国内には血液透析をできる施設が4,000以上あり、旅行に関してはあらかじめ旅行先の透析施設での治療を予約できれば、長期の旅行が可能です。また海外旅行も事前に透析施設の受け入れ先が決まれば可能です。
ただし、血液透析治療には基本的に決まった曜日・時間に来院していただく必要があり、時間の制約はあります。また、食事に関しては塩分の少ない食事にしていただく必要があります。
■よりよい透析生活のために
長い期間にわたって元気に血液透析治療を受けていらっしゃる患者さんの診療を通じて、我々医療者はそのような皆さんに必ず認められる大きな特徴を知ることができます。それは、水分管理(体重管理)と塩分管理をしっかり行っているということです。透析間の体重増加も適切な範囲内で、透析中のトラブルもありません。
しっかりとした管理を行うことで、長く元気に過ごしていただけるように、我々湘南鎌倉総合病院透析センタースタッフは、「透析療法の実際~よりよい透析生活のために~」と題した冊子を作成しました。血液透析を始めていく方にはぜひお読みいただきたく思います。
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透析療法の実際~よりよい透析生活のために~ |
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■血液透析治療の医療費
1人の血液透析患者さんの医療費はだいたい年間500万-600万円です。しかし、加入中の健康保険(老人保健対象の方は老人保健)による医療費助成制度があり、自己負担額を月額1万円(高額所得者は2万円)にすることができます。
■当院での血液透析治療
当院の血液透析ベッド数は43床あり、平成21年12月末で148名の維持血液透析患者さんの治療を行っています。その他、循環器科や外科などの他科に入院されている他院からの透析患者さんの治療を毎日約10~20名行っています。維持血液透析患者さんの平均年齢は68.5±11.7歳で、その中で65歳以上の方は65%、80歳以上の方は15%いらっしゃいます。平成22年9月1日からは、湘南鎌倉総合病院の新築移転に伴い、血液透析ベッド数を現在の43床から57床に増やし、今まで以上に多くの方によりよい血液透析治療を提供できるようになりました。2009年の1年間に当院で血液透析を新たに導入した患者さんは42名であり、平均年齢は69.7±12.8歳でした。
血液透析患者さんの合併症で多いものとしては、動脈硬化症による狭心症・心筋梗塞、脳梗塞・脳出血、下肢閉塞性動脈硬化症があげられますが、当院では積極的に超音波検査やCT検査を行い、早期に発見して予防的治療を行うようにしています。
■血液透析治療の海外支援
アフリカ大陸の諸国では腎不全の患者さんがいても血液透析治療を行えないことが多いため、徳洲会ではそのような国々へ血液透析機器の寄贈を行っています。そのため現地から医師・看護師・臨床工学技士を招き、1ヶ月弱の滞在で血液透析治療の理論及び実際の治療に関する研修を行っています。その後、現地に当院腎臓内科医師・看護師・臨床工学技士が赴き、血液透析センターの立ち上げ・治療に参加協力しています。今までに当院ではモザンビーク共和国・ジブチ共和国・ルワンダ共和国・スワジランド王国・ネパール王国のグループの当院での透析研修を受け入れ、また逆にモザンビーク共和国・ジブチ共和国に透析スタッフが実際に出張して、それらの国での血液透析治療開始の指導と援助を行ないました。
■腹膜透析
腹膜透析は、血液透析と並ぶ慢性腎不全の腎代替療法のひとつです。自分の腎臓では体内の老廃物や水分を体外に排泄する能力が低下したとき、腹壁に通した管(カテーテル)から1.5L~2L前後の透析液を出し入れし、体内の老廃物や水分を腹腔内に入れた透析液の中にこし出して除去する方法です。通常は1日3回~4回交換する方法(CAPD)と、夜間寝ているに間に自動的に機械で透析液を出し入れすることで透析を行い、日中は透析をしないか或いは1回程度の交換のみとする方法(APD、CCPD)があり、それぞれ個々の患者の病態に応じた治療法を選択してゆきます。
腹膜透析と血液透析にはそれぞれ長所・短所がありますが、腹膜透析の長所としては、
- 自宅で透析ができるため、血液透析のような週3回の通院は必要なく、月1、2回の通院で管理できる。
- ゆっくりお腹の中で透析するため、血液透析のような循環動態の急激な変化がなく、体への負担が少ない。
- 血液透析のような毎回の透析針の穿刺がなく、痛みから解放される。
- 血液透析に比較して残存腎機能が保たれる(尿量が腹膜透析開始後も長い間保たれる)
などがあります。このように利点の多い腹膜透析ですが、日本の中では透析患者全体のなかで腹膜透析を施行している患者の割合は4%にも満たないのが現状です。
その理由としては、腎代替療法を選択するにあたって、医療者側から腹膜透析に関する十分な情報提供がなされておらず、また腎臓内科医ですら腹膜透析療法についての知識・技能が十分でなかったり、病院内で腹膜透析医療を行う体制を積極的に整える熱意に欠けていることなどがあると思われます。
当院では1999年10月より腹膜透析を開始して以来、導入患者は100名を超え、現在でも50~60名ほどの腹膜透析患者の診療を行っていますが、この10年間の診療で腹膜透析患者と血液透析患者の生命予後に差がなく、腹膜透析は血液透析と十分対等な治療法であることが分かり、当科では腹膜透析の推進・発展に積極的に取り組んでいます。
腹膜透析を開始するにあたっては、腹膜透析用のカテーテルを腹壁に通して植え込む手術が必要ですが、当院ではSPIED法という方法を用い、計画的な腹膜透析導入のシステムを作っています。まず日帰り手術あるいは1泊入院でカテーテルを植え込む手術を行い、その後は自宅で待機しカテーテル挿入部の組織が安定するのを待ちます(図1)。そして1週間ほど経過した後に再入院していただき、1週間ほどのプログラムで腹膜透析の導入を行い、ご本人や家族に腹膜透析の原理や手技を習得していただきます。

図1. 左下腹部より腹膜透析用カテーテルが挿入されている。手術当日。
また当院では、腹膜透析を導入した後の外来診療体制や定期検査にも力をいれて取り組んでいます。
外来ではまず始めに、管理栄養士と腹膜透析専門看護師(図2) が30分ほどかけて問診し、持参した食事調査表をもとにした栄養指導を行い、生活全般に関する問診表や透析管理手帳をもとにして、腹膜透析治療方法の確認や生活指導、出口部の状態観察などを行います。その後、理学療法士により運動療法や生活指導を行ったあと、医師が最終的に診察します。
このように医師と看護師のみでなく、multidisciplinary team approach(多くの専門職種が携わるチームアプローチ)で腹膜透析の医学的な管理だけでなく、生活全般の指導ができるようチーム医療体制を作っています。
図2. 腹膜透析専門看護師
向かって左が高橋尚子さん、右が野澤葉子さん
定期検査に関しては、腹膜透析が腎臓の病気ではありますが、腎臓病は全身の血管病の一つでもあり、また透析患者の死亡原因の一位は心血管疾患(心不全や心筋梗塞、脳卒中、末梢動脈疾患など)でもあることから、当院では年1回の検診として腹膜機能検査や透析効率の評価とともに、頚動脈エコーや心エコー、下肢血流検査など各種画像検査を行い、合併症の早期発見に取り組んでいます。
以上より、当科は腹膜透析の導入から外来体制、定期検査にいたるまで腹膜透析療法の推進、発展に努めているほか、患者会へのサポート(勉強会での講演、患者会旅行への同行(図3)など)を通じ、腹膜透析患者がよりよい生活環境を築けるように、努めています。

図3 CAPD患者会の旅行での集合写真
腎動脈狭窄症
腎動脈の狭窄は、若年層では若年性高血圧の原因となり、また中年期以降では高血圧を呈する以外に腎機能低下をきたすことが問題です。
当院での過去3年間での腎動脈狭窄症78症例(98本)の検討では、高齢者の腎動脈狭窄がほとんどで、また蛋白尿や血尿がないにも関わらず腎機能低下がある患者さんが全体の70%を占めています。腎動脈は左右で2本ありますが、片側の狭窄の場合と両側の腎動脈の狭窄の場合の2通りあります。
腎動脈狭窄症では、腎血管性高血圧、体液過剰、腎機能低下などが認められます。狭窄した腎動脈が閉塞に至ると、その側の腎血流は途絶えますから1側の腎機能は廃絶しますので、大きな問題になります。腎動脈狭窄症は、高度狭窄をカテーテル治療により解除できれば、その後の腎臓機能の保持が期待できる疾患です。当院では循環器科医師の協力のもとに、腎動脈狭窄症のカテーテル治療を行っています。
腎動脈狭窄症は、医師がその疾患の可能性を念頭に精査して初めてわかる疾患です。専門でない医師や経験の浅い医師では見逃される可能性があります。当科では、すべての腎臓内科スタッフが同じレベルで、「見逃されやすい腎機能低下の原因」としての腎動脈狭窄症を積極的に診断できるように努めています。腎動脈狭窄症の多くは動脈硬化に伴うもので、この意味では、腎動脈狭窄症は診療パンフレットのC.血管疾患(全身性動脈硬化関連疾患)の範疇にも含まれます。
腎動脈狭窄のCT画像

左図.両側腎動脈狭窄症、右図.右腎動脈閉塞
両側腎動脈狭窄の血管内治療前後




免疫疾患
腎臓疾患と免疫疾患は密接に関連しています。全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、シェーグレン症候群などの多くの膠原病は、疾患の経過中に、或いは腎臓自身が疾患発症の臓器として、尿異常(蛋白尿、血尿)や腎機能低下などを呈します。また、原発性腎疾患においても免疫異常を伴うことが多く見られます。このため、当科では各種膠原病診療ならびに免疫異常を合併するあらゆる腎臓病の診療を積極的に行っています。
「免疫」とは、体の外から体の中に入ってくる異物(細菌やウイルスなど)に対して、白血球などの細胞や「抗体」といわれるタンパク質の一種が、
異物を攻撃し排除しようとする生理的な反応です。しかし、通常ならば自分の体ではない、異物に対してのみに反応する抗体が、自分の体自身を攻撃するような性質をもつようになり(自己抗体)、これが全身の諸臓器に障害をもたらす病気が自己免疫疾患といわれるものです。
たくさんある全身臓器のなかでも、特に腎臓は障害を受けやすい臓器で、B型肝炎やC型肝炎などのウイルスが原因であったり、または風邪をひいたことがきっかけで産生された抗体が、腎臓の中の糸球体と呼ばれる構造物に沈着してネフローゼ症候群を引き起こしたり、腎機能が低下する場合などがあります。
また腎臓だけでなく他の臓器にも障害を起こす免疫疾患も数多くあり、全身性エリテマトーデスや関節リウマチ、強皮症、シェーグレン症候群(図1、図2)などの多くの免疫疾患が、病初期から或いは経過中に腎臓に障害を引き起こし、尿異常(蛋白尿、血尿)や腎機能低下などを呈する場合があります。つまり、腎臓疾患と免疫疾患(あるいは膠原病)は非常に関連の深い疾患で合併することが多く、当科では、腎臓の異常に膠原病・免疫疾患が関連しているかかどうか、積極的に検査・診断を行っています。
腎臓疾患と免疫疾患には他にも関連する点がありますが、それは治療法として副腎皮質ステロイドや免疫抑制剤を用いることです。近年、免疫抑制剤の開発が目覚しく、免疫疾患・膠原病の治療も大きく進歩しており、それにより免疫疾患の病気の予後もだいぶ良くなってきています。また、腎疾患の治療でも副腎皮質ステロイドや免疫抑制剤を組み合わせることにより、治療効果が上がってきています。

図1 シェーグレン症候群の腎組織像(腎間質に炎症細胞の浸潤が著明)

図2 ループス腎炎で見られた免疫複合体の糸球体への広範な沈着写真(矢印)
また、先ほど述べましたように、自己免疫疾患では異常な免疫反応が生じ、血液中に自己抗体や異常な免疫細胞などが存在することで多臓器に障害を起こすことが分かっています。これを血液浄化療法という、いわば血液透析のように一旦体内から血液を取り出し、異常な蛋白(自己抗体)や免疫細胞を除去して、きれいになった血液を再度体内に戻す治療法が、重篤な免疫疾患の急性期治療として有用なことが分かっています。当科はもともと血液透析患者の治療に携っており、透析療法に熟練したスタッフとともに診療に当たっているので、このような血液浄化療法を早い段階で積極的に行い、治療効果を高めています。
例えば、潰瘍性大腸炎という大腸の炎症性疾患では、炎症細胞である白血球や白血球の一種である顆粒球が腸の炎症に対して悪さをすることが分かっており、これを除去することで炎症をおさえる「白血球除去療法」(あるいは「顆粒球除去療法」)が重症の潰瘍性大腸炎に対して効果があるといわれています。また、全身性エリテマトーデス(SLE)に対しては、副腎皮質ステロイドや免疫抑制剤が中心的な治療方法ですが、疾患の活動性がより高いときには、その原因となっている血中の自己抗体をいち早く除去するために、血漿交換療法(血液中の血漿成分を取り除き、献血で得られた血漿と交換する)や免疫吸着療法(自己抗体のみを選択的に吸着する膜の中を血液と流すことによって自己抗体を除去する)を行い、劇的に回復することもあります。

図3 免疫吸着など特殊血液浄化療法に使用する機器
このよう当科は、腎臓という臓器を窓口として、免疫疾患の検査・評価から、血液浄化療法を含めた治療に至るまで幅広く取り扱っており、免疫疾患の早期診断・治療に努めています。
血管疾患(全身の動脈硬化関連疾患)
腎疾患は、それ自体が全身の動脈硬化疾患の危険因子となることがわかってきました。このため、腎疾患を有する患者さんは腎機能低下から
腎不全・透析に至る可能性以外に、腎疾患の経過中に腎臓以外の心筋梗塞・狭心症などの心臓のトラブル、あるいは脳卒中(脳出血、脳梗塞を含む)や下肢末梢動脈疾患を合併する可能性があり、これら合併症のために生活の質を大きく損なうことにもなりかねません。
当科では、腎疾患のみを対象とするのではなく、腎疾患に高率に合併するこれら全身の動脈硬化疾患の予防や早期発見・早期治療に力を注いでいます。
それぞれの詳細はこちらから
虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)
我々の施設の検討で、腎疾患の患者さんは、心臓病の症状のあるなしに関わらず、腎不全から透析を開始する時期になると、約50%の方に心臓を栄養する冠動脈の狭窄が認められることが明らかになりました。糖尿病由来の慢性腎不全から透析に至った場合には、透析導入期に約80%の方に冠動脈狭窄が認められます。
また、冠動脈の動脈硬化には、2つのタイプがあり、血管の内腔が狭くなる冠動脈狭窄症と、血管の壁が石灰化して硬化する冠動脈石灰化症もあります。冠動脈の石灰化は、糸球体濾過値(GFR)が60ml/min/1.73mを下回る(すなわちCKD stage 3)状態となると高率に認められます。
冠動脈石灰化は、高度になるとそれ自体が冠動脈イベント(狭心症や心筋梗塞)の危険因子となりますから、早期の評価と石灰化進展を予防する対策が必要になります。
当院では、64列MDCT(2010年9月からは320列MDCTを導入します)を用いた冠動脈狭窄や石灰化の評価が可能で、さらに病変が明らかな場合には循環器科と連携して治療を行い、心血管イベントを未然に防ぐ努力をしています。
64列MDCTによる冠動脈3DCT画像

左前下行枝の狭窄所見(矢印)
脳卒中(脳出血、脳梗塞)、大脳高次機能評価(認知機能)
脳卒中も虚血性心疾患と同様に、腎疾患を有する患者さんには大きな合併症となります。いったん発症すると、半身麻痺や摂食障害、意識障害など大きな障害を残す可能性もあります。当科では、腎疾患や高血圧、糖尿病を有する患者さんに頸動脈エコー検査をお勧めし、定期的に頸動脈内膜中膜厚(IMT)やプラーク(動脈壁に生じる脂質や細胞成分を中心とした構造物で血管狭窄の原因となる)の評価を行っています。頸動脈に不安定プラークや高度狭窄を認める場合には、プラーク退縮を目的とした薬物療法や、必要な場合には脳卒中科や脳神経外科に依頼して血管内治療、内膜切除術を行なっていただいています。
脳血管障害は、大きな病変では麻痺などの重篤な後遺症を認めることもありますが、明らかな症状のでないラクナ梗塞(ラクナとは水たまりのこと。小さな梗塞を意味します)は、腎機能低下とともにその頻度が増し、クレアチニンクリアランス40 ml/min/1.73m2未満の方では、MRIで80%以上の方に合併することも明らかになっています。細い血管の閉塞による脳血管病変(ラクナ梗塞)は、透析導入となる前から認められますから、動脈硬化を意識した腎臓病管理が大切です。当腎臓内科では、腎疾患治療/管理と同時に、これら動脈硬化合併症の早期発見や予防にも努力しています。
また、腎疾患患者さんの高齢化に伴い、最近では特に認知機能の低下が注目されるようになってきました。当科では、頭部MRI、経頭蓋エコー、認知機能検査(mini mental state examination: MMSE)などを用いて、腎疾患患者さんの認知機能障害や脳の形態的問題についても積極的に取り組んでいます。
脳梗塞の診断法

診療科一覧
受付時間
午前 7:30 ~ 12:00
(形成外科は11:00まで)
午後 12:30 ~
※午後の受付終了時間は
各科によります。
※受診科によって受付時間が異なります。
救急は24時間365日受け付けています
休診日
日曜・祝日






