特徴
オンコロジーセンターはがんに対する集学的治療から社会的・心理的サポートまですべて行うことができるがん治療センターとして発足し2008年7月に外来化学療法室をオープンいたしました。
これまで各科別々に行われていたがん治療を集約化し、専門的知識を持ったスタッフが治療やケアを行うことでよりよい医療を提供することを目的にしています。
2010年9月に新病院に移転し、2Fにオンコロジーセンターとして腫瘍内科、腫瘍外科、血液内科の各外来と、外来化学療法室が一体となったセンターが開設されました。
また、がん支援相談室として看護師、薬剤師、MSW、事務職員ががん治療や在宅緩和ケアも含め他、がん治療に関わる様々な問題の解決のお手伝いができるように体制を整えております。
がん患者さんが治療のために遠くの病院に通院することなく、自宅の近くで安心してがん治療ができるようにスタッフ一同努力してゆく所存です。
また、がん難民という言葉とは無縁であるよう、困難な状況であっても患者さんとともに考える、そういう心ある医療を提供していきたいと考えています。
代表者

「患者さんへひとこと」
あなたを慰め、あなたの苦痛を和らげ、あなたの病を癒すことに尽くしたいと思いますが、共に歩みましょう。どんな時も、常に前向き思考(志向)で行きましょう。
太田 惠一朗
鹿児島大学
副院長、オンコロジーセンター長
日本外科学会指導医・専門医・認定医、日本消化器外科学会評議員・指導医・専門医・認定医、日本臨床外科学会、日本癌治療学会、日本癌治療学会臨床試験登録医、日本リンパ学会評議員、日本癌学会、日本緩和医療学会理事・ガイドライン作成委員・暫定指導医、日本胃癌学会評議員・企画広報委員・規約委員、日本臨床外科学会評議員、日本東洋医学会専門医・指導医、日本死の臨床研究会世話人、癌とリンパ節研究会幹事、癌治療認定医機構認定医
科の概要
2階のオンコロジーセンター内に30床のベッドを持ち、月曜日から土曜日まで稼働しています。現在のところ消化器癌(食道癌・胃癌・大腸癌・膵臓癌・胆道癌)、肺癌(非小細胞肺癌)、乳癌、婦人科癌(卵巣癌、腹膜癌、子宮頚癌、子宮体癌)、泌尿器癌(膀胱癌・前立腺癌)、血液腫瘍(悪性リンパ腫・多発性骨髄腫)、原発不明癌を対象に行っており、外来治療レジメンとして約60レジメンが登録されております。(そのほか悪性腫瘍以外の疾患としてクローン病、リウマチに対する分子標的薬の投与も扱っています。)
各科から約15名の医師が治療に関わっており、通常は看護師3名、看護助手1名、薬剤師3名、医療事務1名、管理栄養士1名、臨床心理士1名とともに治療に当たっています。
そのほか、毎月Cancer Boardと呼ばれる当院のがん治療の方針を決定する会議を行っており、各科医師、薬剤師、看護師、医療事務、診療情報管理士などが参加しております。この中で、新規がん患者の登録、がん疑い患者の登録とフォロー、個別患者における治療方針の検討、化学療法レジメンの検討と登録、外来化学療法室およびオンコロジーセンター全体の運営を検討しております。
診療内容
■外来化学療法室
現在一ヶ月で約130名の患者さんの治療を行っており、延べ件数は多いときで240件に達します。
また、オープンから1年半で患者さんの数は約2倍に増加しています。
疾患としては進行再発大腸癌が最も多く、次いで乳癌、膵癌、悪性リンパ腫、肺癌の順になっています。
登録レジメンは徳洲会オンコロジーセンターにて決められたレジメンに則り整備していますが、定義されていない疾患や緩和的な化学療法(3次治療以降など)もあり、一部は院内のCancer Boardで検討の上院内レジメンとして登録して治療しております。
処方は主治医から原則投与3日前までに行うこととし、薬剤師・医療事務・医師の3重のチェックを行い処方の誤りがないようにしています。
当日は担当医の診察およびデータチェックの後、センター内の調剤室で薬剤師によるミキシングが行われ順次投与されます。副作用の対応や定期処方は主治医もしくは担当医が行うことにしています。
■ 定例行事
オンコロジーセンター主催の業務として
「がん症例検討会と医療連携についての情報交換会(地域の医療関係者向け)」(年2回)、
「クリスマス会(患者さん向け)」(年1回)「Cancer Board(院内向け)」(月1回)、
「Oncology School(院内向け)」(週1回)を行っています。
2009年12月に2回目のクリスマス会が行われましたが好評でした。
今後は患者会の立ち上げなども計画しています。
■ セカンドオピニオン外来
手術・薬物療法・放射線療法・緩和医療などがん治療に関わるすべての領域について、セカンドオピニオンを受け付けております。
詳細は地域連携室 病診連携係までお問い合わせください。(あわせてセカンドオピニオンの項目もご参照ください)
■ 在宅緩和ケアと訪問看護・診療
がん治療を始められるに当たり、化学療法の副作用、手足のむくみなどのがんに伴う症状、病気とのつきあい方、今後の生活についてなどご自宅に帰られてからも多くの不安があることと思います。当院の関連施設である愛心訪問看護ステーションでは、ご自宅に看護師が訪問し、順調に治療が受けられるようにお手伝いをしています。また、病状の変化により通院が困難になった場合には訪問看護に加え、ご自宅まで当院の医師が訪問診療することも可能です。治療に関わった医師が最期までおつきあいすることで、緩和ケアも含めた一貫したがん治療を受けていただけます。訪問エリアに制限がありますので、詳しくはオンコロジーセンタースタッフまでご相談ください。
■医療費に関する相談
がん治療は高額な医療内容が長期にわたるため、経済的負担も大きなものとなります。
高額な医療費による経済的負担を軽くするため、医療費の一部負担額が自己負担限度額を超えた場合に、その越えた分の払い戻しを受けられる制度があります。年齢や収入で条件が変わってきますので、詳しくは加入の医療保険窓口へお問い合わせください。(お手持ちの保険証の連絡先へ)
■臨床心理士
オンコロジーセンターでは、臨床心理士が気持ちの整理のお手伝いをしています。
がん治療では、どのような方でも、経過の中で心が揺れ動く可能性があります。
心理士は「困ったこと・心配なこと」を皆様と一緒に考えていきます。
また雑談などもしながら気の置ける時間を過ごすためのお手伝いをしています。
ホッとしていただく時間を持つために、気軽に声をかけてください。
「湘南鎌倉総合病院セカンドオピニオン外来」の案内
セカンドオピニオンの目的
当院のセカンドオピニオンは、患者さんが現在受診されている当院以外の医療機関の説明や治療方針について、湘南鎌倉総合病院の医師が第三者の立場から、患者さんの質問にお答えし、参考となる情報や様々な治療方法を紹介することを目的とします。
セカンドオピニオンを受けることが出来る方
患者さん本人(18才以上)及びご家族がセカンドオピニオンを受けることができます。ご家族の場合は原則として本人からの相談同意書が必要となります。現在受診中の医療機関の主治医からの紹介状(診療情報提供書)や検査結果、画像診断フィルムの提供が受けられる方に限らせていただきます。(セカンドオピニオン外来では検査や治療行為は行いません)
セカンドオピニオン外来日
完全予約制 (30分もしくは60分以内)
(日時は担当医師と調整し決定します)
月曜日から土曜日(祝日を除く)
セカンドオピニオンの料金
健康保険の適応がありませんので、全額自己負担となります。
30分以内 10.500円 30分から60分 21.000円
資料を拝見する時間も相談時間に含まれます。あらかじめご了承ください。
セカンドオピニオンをお受けできない場合
- ご本人、ご家族以外からの相談
- 相談同意書をお持ちでない場合(本人以外)
- 死亡した患者さんを対象とする場合
- 主治医が了解していない場合
- 相談に必要書類、資料等を準備できない場合
当日、持参していただくもの(原則として)
- 紹介状(診療情報提供書)
- 相談同意書(代理人の場合)・申込書
- 検査結果や画像診断フィルムの資料など
セカンドオピニオン外来のお申込み手順
セカンドオピニオン書類一式(PDF)をご記入の上、FAX、又はご郵送ください。
申し込みの内容により担当医師を決定いたしますので、なるべく具体的にご記入ください。
全ての資料が揃う日をご確認後お申し込みしてください。
相談方法、印刷などできない場合は電話にてお問い合わせください。
相談内容を確認し担当医師と日時調整を行います。
電話 受付時間
平 日 午前8時30分から午後5時まで
土曜日 午前8時30分から正午まで
〒247-8533 鎌倉市岡本1370番1
湘南鎌倉総合病院 医療相談支援センター
医療連携係
TEL:0467-45-8923(直通)
FAX:0467-45-9784(直通)
セカンドオピニオンの流れ

関連書類
実績
2010年診療実績(がん種別治療件数)
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 小細胞性肺癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 精巣癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 |
| 原発不明癌 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 |
| 甲状腺癌 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
| 腹膜癌 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 |
| 食道癌 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 子宮頸癌 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 |
| 血液その他 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 2 |
| 膀胱腫瘍 | 2 | 0 | 1 | 2 | 4 | 3 | 2 | 3 | 3 | 1 | 2 | 1 |
| 胃癌 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 4 | 5 | 5 | 6 | 6 |
| 子宮体癌 | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 | 6 | 4 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
| 多発性骨髄腫 | 4 | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 | 4 | 7 | 10 | 11 | 12 |
| 非小細胞性肺癌 | 7 | 6 | 6 | 9 | 9 | 10 | 9 | 6 | 6 | 6 | 9 | 5 |
| 卵巣癌 | 8 | 8 | 7 | 7 | 9 | 11 | 13 | 11 | 9 | 11 | 13 | 13 |
| 胆道・膵臓癌 | 10 | 11 | 10 | 10 | 9 | 8 | 10 | 7 | 7 | 10 | 14 | 17 |
| 悪性リンパ腫 | 13 | 15 | 13 | 17 | 18 | 13 | 13 | 12 | 17 | 20 | 22 | 15 |
| 乳癌 | 20 | 19 | 18 | 17 | 18 | 17 | 14 | 13 | 16 | 17 | 18 | 17 |
| 大腸癌 | 32 | 32 | 28 | 29 | 27 | 27 | 27 | 30 | 27 | 27 | 28 | 28 |
| リウマチ | 31 | 27 | 29 | 37 | 35 | 40 | 39 | 37 | 44 | 33 | 46 | 36 |
| 合計 | 142 | 132 | 129 | 145 | 144 | 147 | 141 | 135 | 148 | 148 | 177 | 162 |
科別治療件数
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 外科 | 11 | 7 | 8 | 8 | 9 | 11 | 8 | 8 | 7 | 7 | 8 | 9 |
| 婦人科 | 17 | 15 | 16 | 20 | 19 | 20 | 17 | 17 | 21 | 23 | 28 | 25 |
| 血液内科 | 31 | 32 | 30 | 34 | 36 | 32 | 36 | 30 | 33 | 41 | 49 | 45 |
| 泌尿器科 | 2 | 0 | 1 | 2 | 4 | 3 | 2 | 3 | 3 | 2 | 3 | 2 |
| リウマチ・膠原病 | 31 | 27 | 29 | 37 | 35 | 40 | 39 | 37 | 44 | 33 | 46 | 38 |
| 合計人数 | 142 | 132 | 84 | 145 | 144 | 147 | 141 | 135 | 148 | 148 | 177 | 162 |
| 悪性新生物 | 111 | 105 | 100 | 109 | 110 | 107 | 102 | 98 | 104 | 115 | 131 | 124 |
年間事業
1月20日 第8回 Cancer Board
2月19日 第9回 Cancer Board
2月28日 第1回 がん症例検討会と医療連携についての情報交換会
3月17日 第10回 Cancer Board
4月21日 第11回 Cancer Board
5月12日 オンコロジースクール「がんの疫学」
5月19日 第12回 Cancer Board
5月26日 オンコロジースクール「診断時からはじまる緩和ケア」
6月 2日 オンコロジースクール「Bad Newsの伝え方」
6月 9日 オンコロジースクール「抗がん剤の一般知識」
6月16日 第13回 Cancer Board
6月23日 オンコロジースクール「G-CSF グランの使い方」
6月30日 オンコロジースクール「特別講演」
7月 7日 オンコロジースクール「院内がん登録」
7月11日 第2回 がん症例検討会と医療連携についての情報交換会
7月14日 オンコロジースクール「抗がん剤の副作用 消化器・骨髄抑制」
7月21日 第14回 Cancer Board
7月28日 オンコロジースクール「抗がん剤の副作用 皮膚・脱毛」
8月 4日 オンコロジースクール「トータルペインって何?」
8月11日 オンコロジースクール「家族へのケアはどうしたら良い?」
8月19日 第15回 Cancer Board
8月25日 オンコロジースクール「グループワーク」
9月 1日 オンコロジースクール「がん相談支援センター」
9月 8日 オンコロジースクール「PET-CT」
9月15日 第16回 Cancer Board
9月29日 オンコロジースクール「高額療養費制度について」
10月 6日 オンコロジースクール「乳がん」
10月13日 オンコロジースクール「胃がん」
10月20日 第17回 Cancer Board
10月27日 オンコロジースクール「大腸がん」
11月10日 オンコロジースクール「肺がん」
11月17日 第18回 Cancer Board
11月24日 オンコロジースクール「食道がん」
12月 1日 オンコロジースクール「胆膵がん」
12月 8日 オンコロジースクール「原発不明がん」
12月15日 第19回 Cancer Board
12月22日 オンコロジースクール「その他の腫瘍(GIST,NET,カルチノイドなど)
12月23日 第2回 クリスマス会
スタッフ紹介
田中 江里
浜松医科大学
副院長、血液内科部長
日本内科学会認定内科専門医、日本血液学会認定医
日本臨床血液学会、日本臨床腫瘍学会、日本サイコオンコロジー学会
血液病学、腫瘍学
下山 ライ
秋田大学
外科部長、オンコロジーセンター長
日本外科学会外科専門医、検診マンモグラフィー読影認定医、日本核医学会PET核医学認定医、緩和ケア指導者研修修了
日本臨床外科学会、日本消化器外科学会、日本内視鏡外科学会、日本胃癌学会、日本乳癌学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会、日本核医学会、日本緩和医療学会、日本救急医学会、米国臨床腫瘍学会(ASCO) Active member、臨床研修指導医、介護支援専門員
一般外科、腫瘍外科、薬物療法、緩和ケア
髙橋 保博
福島県立医科大学
呼吸器内科部長
日本呼吸器学会、日本内科学会、日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本肺癌学会、日本癌治療学会、日本臨床癌学会、日本癌学会、日本感染症学会、日本結核病学会、
日本化学療法学会、日本救急医学会、日本集中治療医学会、日本アレルギー学会、日本呼吸療法医学会、
日本外科学会専門医、日本胸部外科学会認定医、日本呼吸器外科学会
呼吸器疾患一般、原発性肺癌の集学的治療、急性呼吸器障害の診断・治療・呼吸循環管理、胸部画像診断
日下 剛
北海道大学
産婦人科部長
日本産科婦人科学会専門医
日本周産期学会、日本不妊学会、日本人類遺伝学会、周産期学、医学博士
三浦 一郎
山梨医科大学
泌尿器科部長
日本泌尿器科学会指導医、日本透析医学会認定医
日本腎臓学会、日本Endourology、ESWL学会、日本内視鏡外科学会
吉澤 和希
山梨医科大学
リウマチ科部長
日本内科学会認定内科専門医、日本リウマチ学会専門医、日本東洋医学会専門医、日本プライマリ・ケア学会専門医、病理解剖資格医、
日本糖尿病学会、日本内分泌学会、日本人間ドック学会
リウマチ学、東洋医学、在宅診療
五十嵐 桂子
看護師長、緩和ケア認定看護師
岡本 明恵
看護師
中崎 令子
看護師
長島 恵美
看護師
門谷 靖弘
副薬剤部長、がん薬物療法認定薬剤師
松本 準
臨床心理士
武田 裕子
医事課
オンコロジーセンターからのおすすめ内容
オンコロジーセンター問い合わせフォーム
お問い合わせ
相談窓口担当者が適切に対応いたします。
- 当院の受診方法
- 在宅生活に関する疑問など
- 他院への転院についての疑問など
- 医療費に関する質問など
- セカンドオピニオンの希望
医療相談支援センター直通:0467-45-8923
病院代表:0467-46-1717
また、『地域連携室 病診連携係』へおいでいただいても結構です。
診療科一覧
受付時間
午前 7:30 ~ 12:00
(形成外科は11:00まで)
午後 12:30 ~
※午後の受付終了時間は
各科によります。
※受診科によって受付時間が異なります。
救急は24時間365日受け付けています
休診日
日曜・祝日






